「察して」はいらない | 車椅子のきみと、てくてく、わくわく。




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車椅子に乗っている彼との
日常を綴っていますおすましペガサスハート


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前回の記事の続き。



夜にあらためて電話をして、りょーたくんと話をしました。


「お買い物ありがとうね~
木べらにはびっくりしたけど笑い泣き笑」

「いいえー、あれね、お店に行ったんだけど、
中二階みたいになってて、お店目の前なのに結構な段数の階段があったの。」

「うんうん」

「それでね、お店の人に聞いたら、1回建物を出てー、新宿駅の南口から入って、従業員用のエレベーターに乗ったら入れますーって言われて、あー無理(笑)ってなって介助者に買ってもらったの。」

「そうだったんだね~
今度からは私が連絡とれる状況なら、そのことも含めて教えてほしいです乙女のトキメキ
買う前にひとことほしい流れ星追加したいものもあったりするし」


「はーいわかりましたハート


そんな会話をしていて思ったのが

私、これ前だったらきっとイライラしてただろうなぁと思ったのです。

「なんで聞いてくれないのーっ無駄な買い物しちゃったショボーンって。

もしくは「りょーたくんにはもうお買い物頼まないようにしよー」ってなるか。



でも、今は全くない。
なぜなら、私たちの関係の真ん中には「自己責任」があるからだなぁって。


買いたいものが買いたいように買えなかったのは、
言葉足らずだったからだなぁと。反省する。


でもそれと同時にもし逆の立場だったら

りょーたくんの言ってることをもう少し深く聞いてあげてればよかったなぁ

と思うことでしょう。
これは思いやり。

りょーたくんもこのスタンスでいてくれているなぁと思います。


※自己責任は自分で持つものであって、人に対して「自己責任なんだから」と押し付けるものではないなと思います。(安田純平さんの時にも「自己責任論」でバッシングが起こりましたね。。)


私とりょーたくんには、もっともっとお互いが心地よく、そしてお互いの笑顔を増やしていけるか、しかないなぁって。


だから「次はどうしたらうまくいくか」を考えていて、話し合えて、とても気持ちよく毎日を過ごせる。


きっと次お買い物を頼んだときは
私は「買い物の前には連絡してね」と再度伝えるだろうし、
りょーたくんのお買い物のタイミングで連絡が取れないことも想定して細かく伝えると思うし、
りょーたくんは「ひーちゃん、お店についたよーなにか変更とか追加ある?」って連絡してくれると思います。


「察してよ」と要求するんじゃなくて、きちんと伝えていける。

小さな、小さなことなんだけど。

とても大切で、こういうことの積み重ねが信頼関係をつくっていくのだなぁと思いますピンク薔薇


あらためてりょーたくんとお付き合いできてよかったなぁと思いましたラブラブ


このスタンスを大切に、これからもより良い関係を築いていきたいなと思いますおすましペガサスハート




りょーたくんにこのことを話したら、

「そして、失敗?は1回とは限らないから、そこも寛容でいたいです~」

だって音符

ほんとにそうだね、いつもありがとうラブラブ



※しかし、介助者がいるから買い物できるけど、介助者がいなかったらお店に入ることすらできなかった今回のできごと。
車椅子でも入れるようなお店のつくりが当たり前にならなきゃなぁ。