私と彼の約束。 | 車椅子のきみと、てくてく、わくわく。




私とりょーたくんにはふたりでしている約束があります。


その中のひとつにあるのが

お互い思ったこと、その中で伝えたいと思ったことは素直に伝えよう。


ということ。


これは付き合う前に、ふたりで色んなことを話していくなかで
ふたりとも今までの恋愛は察すること、我慢することに徹して、自分の気持ちを飲み込んで、失敗してきたという過去があるなぁと思ったからです。


私も普段は自由奔放、天真爛漫ってめっちゃ言われるのに、恋愛となると全く真逆の自分になってしまって苦しんできました。



私が彼のこと好きだなぁ、って思ってたけど付き合う前に不安だったのはその部分で。

特に健常者の私の感覚が、彼を傷付けてしまわないか、とっても心配でした。


でも、付き合う前から知っている仕事での彼の人柄、そして付き合う前にしたたくさんの会話の中で、この人なら私の気持ちを伝え続けられることができそうだなぁって思うことができて。



付き合いましょうってなったときに、電話越しで私は彼にこういうふうに伝えました。


「今までも過去のことを話した中で伝えたけど、

私は、嫌われたくないっていう想いが強すぎて、

どんどんどんどん言えなくなっていっちゃう。


特に私は健常者の世界で生きてきて、

りょーたさんは当事者で。


私の当たり前の感覚がりょーたさんを傷付けちゃうかもしれないこと、それが今1番こわいこと。


でもりょーたさんは、

想ったことは言った方がいいよねーって言ってくれたから。


その言葉を聞いたときに、この人となら、

もしかしたら私らしくいれるかもしれないって思った。


だから、私の感じたままに伝えたいことを伝えたいって思います。


それによって、ときには嫌な気持ちにさせたり、

傷付けてしまうこともあるかもしれない。


そのときは、素直に伝えてほしい。

嫌なことがあったら教えてほしいです。


りょーたくんも、私に素直な気持ちを伝えてください。そうやってひとつひとつ大切に関係を築いていきたいです。」




りょーたくんがなんて言葉で答えたかは忘れたけど、私の気持ちをとても真っ直ぐに受け止めてくれました。


だから毎日、いつもいつも本音で話せているし、だからどんどん仲良くなれて、心を開けているのかなぁって思っています。


りょーたくんも、毎日色んなことを話してくれます。


そして、ひとつ心を開いていく度に、さらにさらに好きになっていくことを感じているから、


これから、
もっと。もーーーーっと仲良くなって、大好きになっていけるんだろうなぁって思っています*°