前回の記事に「私たちのデートは介助者としています」ということを書いたのでそのことについて今日は書いてみたいと思います。
彼は、9年前から24時間介助者を使いながら自立生活をしています。
私も普段介助者をしているので、彼の普段の生活はどんな感じか想像できたのですが、
私自身もデート介助はしたことがなかったので
いざ付き合うとなったときは「デートのときも介助者いるの?」「どんなふうにデートするの?笑」と聞きました。笑
デートの計画を立てて、ひとつひとつの場面で「このときはこうしてもらって〜」とか「このときはここにいてもらって〜」などをふたりで決めていきました。
そしてデート当日、
ドキドキしつつデートスタート!
(初めてのデートは大阪でした)
トイレなど、必要なときにはバトンタッチします。
ごはんを食べるときは、同じお店の少し離れた席で食べてもらったり、
私も介助者をしているから色んな視点でみていますが、距離感とか空気感の難しい中、よくよくやってもらっているなぁと感謝しています。
もちろん、少し気まずい場面もあったり、
もう少しふたりで行動したいなぁと思う瞬間ももちろんあるし、
費用のこと(移動費、宿泊費、デート費用は1.5倍以上かかるかな〜)、
自分たちのことだけではなく介助者のことも考えながらデートするのは簡単なことではないけれど、
自立生活者にとって、介助者はなくてはならない存在。
長い目で考えても
どうやったらふたりでデートできるかよりも、介助者のことも考えつつ、いい関係をつくりつつ、どうやったらふたりの心地よい環境をつくっていけるかを考える方が建設的だと思っています。
それに、まだまだりょーたくんの身体のことを知らない私にとっては、介助者がいてくれるからこそ、安心してデートもできるのです(*˘︶˘*).。.:*♡
介助者と気まずくなったときは、りょーたくんが介助者と話す時間を設けたり、
私たちも毎回デートが終わると反省会?(笑)、振り返り会?をして、お互いの気持ちや介助者との関係、それを踏まえて今後はどうするか?どうすればうまくいくと思うか?
というふうにフィードバックする時間をつくっています。
デート中に少しモヤモヤした気持ちがあっても、その時間があるから、また前を向くことができます。
まだまだ私たち自身も模索している最中だし、息子くんと介助者の関係性も考えながらやっていかないといけないし、これからも色んな気持ちになることがあると思います。
だからこそ、りょーたくんの気持ちと、私の気持ち、どちらも置いてけぼりにならないようにその都度吐き出していくことが大切だと思っています*°
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やっぱり写真を撮ってもらえるのはいい。笑
⬆️
これはお台場のチームラボで、入場拒否されて困ってる私たちと、困った顔を見て笑っている息子くん。笑
ごはん食べるときも、私があーんするばっかりじゃなくて、りょーたくんもしてくれるんですよ〜٩(ˊᗜˋ*)و