みなさまみなさま。
本日もお読みいただきありがとうございます。
心身調律師のpinoと申します。
今回は整体師の得意不得意をテーマにお話をしていきたいと思います。
ひとくちに整体師、といってもいろんなジャンルがあることは、前述させていただききました。それぞれの先生たちとの相性を確かめるべく、まずはフラットに施術を試してみて欲しい。そんなことを書きました。
そして、そのジャンルと同じように、もれなく得意不得意があるのも事実です。
まず一番にお伝えしたいのは、筋骨格系と神経精神系では、まったくアプローチが異なるということです。ここでは、魂とかチャクラとかのエネルギー療法は一旦おいておきます。
イメージでいうと、筋骨格系は図工で神経性神系は音楽。先生によって、図工は得意だけど音楽はまったくの専門外というのは普通ですし、それがゆえに、お客さまが陶芸を習いにピアノ教室に行ってしまう、ということも起こり得るんです。
ぼくもかつて、歯が痛くてどうしようもない時、苦し紛れに耳鼻科に行ってしまったことがあり、歯医者に行ってくださいと言われたことがあります。図工と音楽や耳鼻科と歯医者なら誰でもわかると思いますが、整体院って、コンセプトがわかりにくいんですよね。
バキバキ整体の先生から、めまいの人が来ちゃってるから、pinoくんを紹介していい?とか、耳鳴りって言ってるんだけど、自律神経苦手だからちょっと見て欲しい、とか、ぼくらの中ではよくある話です。一人施術家同士も、横の繋がりでやっとこさ成り立ってます。
ぼくのところにも猛烈なギックリ腰が来ちゃって、手に負えないからバキバキ先生を紹介したこともありますし、左右差なんかは本当に苦手なので、来ちゃった時に紹介する先生を予めピックアップしておいたりします。
内心ではきびしいって!と思いながらも、もちろん一旦は、どの先生もとりあえずそれぞれが持ってるものでなんとか頑張りますけどね笑。
得意分野の違う者同士で施術に入るのもいいんでしょうが、脳みそ筋肉系の暑苦しいバキバキ先生と、どデカい数珠をぶらさげたぼくのコラボとか、想像するだけで見るに耐えない。。
我々も普通の人間なので、どうしても苦手なものが出て来ますし、それがお客さまが整体ジプシーになる理由でもありますね。もちろん、バチッとハマったらゴッドハンドになることもあります。そんなもんです。整体師。
次回はこのような実態を踏まえての整体師の選び方を書いていきたいと思いますので、お付き合いくださると嬉しいです。
(つづく)