中之条ビエンナーレ山に笑う。東城信之介さん編 | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。

中之条ビエンナーレスピンオフ企画「山に笑う。」
中之条ビエンナーレとは…今さら説明もなんだけど、ビエンナーレとは二年に一度のアートイベントの事を言います。
三年に一度は大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレなどがそれです。
この中之条ビエンナーレは15年に開催されたばかりなので、16年はクーリングイヤーでお休み。
けれど総合ディレクターの山重さん流石です♪
スピンオフ企画を用意してくれました(^o^)/

「山に笑う。」どうしてこのタイトルになったのか…
聞けなかった(*´ェ`*)


表題の中之条ビエンナーレ山に笑う。東城信之介さん編です。


奥のこちらを向いている人が東城さん

2013の「genshiranbyodaku」はとても好きだった。
ずっとどんな人なのか気になっていた人でもある。

ボランティアで何度か話せそうなタイミングがあったのだけど、叶わなかった人。
手前で背を向けている人は大野さん。この人の作品もいい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

大野さんの「知恵の館」
鋼の繭のよう

どちらも13年僕は好奇な目でじっくり見た作品。

山に笑う。の一日が終わり、宿で飲み会をしている際に東城さんも来てくれた。
その前に廣盛の会場を後にするときに、東城さんの京都出展秘話をうかがって、腹を抱えて笑った後だった。

がしかし大所帯でなかなか話に混ざれない。
で、聞けば翌日東城さんはJAあがつま倉庫の「shakasou」のグロリアを真っ二つに解体して、撤収作業とのこと。
それなら冷やかしに様子を見に行こうということになった。

着いてみたらこの状況で、大野さんまでいる。
聞けばトラブルでなかなか作業が進められずにいたとのこと。

トラブルの種
何だと思います?
これ車のガソリンタンク。しかも燃料入り( `Д´)/
入ってたのか!?って東城さんも大野さんも驚いたらしい。
そんなわけだから倉庫内でこぼしてしまって、ドアを開けて揮発するまで待っていた。
そこで我々が到着。

勝手知った仲間が集まると作業の手も止まって色々な話題になって楽しい。

この人はほんと楽しい。

車一台といわくつきの照明
相当なでかさ。
縦目のグロリアでタテグロなんて呼ばれてた、アメ車っぽくて恰好が良い。
真っ二つにするにはもったいないと言いだした東城さんは、令奈ちゃん家の庭に置いてくれって…((^∀^*))
産みの親なら普通の発想だろう。僕にもよくわかる。

それより令奈ちゃんはNHKに出るらしい…(o゚▽゚)oマジカ!
それに東城さんも出ろってアプローチするも、東城さんきょどるから嫌だって((^∀^*))


そしたらチームウドムのたくやが、僕の工場に運びますか?と…

(; ̄Д ̄)なんじゃと?(; ̄Д ̄)なんじゃと?
たくやの名刺を手にして僥倖のまなざし

そういや昼飯を食べながら、古い工場が空っぽになっているから、作家さんの作品を展示して人が集まる場所になったらいいななんて、そんな話をしていたばかりだった。


さっきまでTV嫌だって言っていた東城さんのエンジンがかかる…
どうせ取材するのなら、
「あがつま倉庫から運び出すタテグロをドキュメンタリーで取材させる」
「移動中も取材して、埼玉のたくやの工場への搬入まで情熱大陸風で…」
じゃなきゃ出ないとか、もう鬼の首獲ったかのようにはしゃぐ東城さんが楽しすぎる(*>∀<)ノ))★

もう腹が痛い…((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
笑いすぎ♪

中之条ビエンナーレの作家さんすべてがこんな調子なわけないけど、こういう愉快な人は多い。
作品のテーマを邪魔するケース…とは言わないが、こういうハプニングがあるから、ボランティアは楽しい。

僕らが車に乗り込んでも45度
大野さんがトラブルで作業が捗らないこと、ホームセンターへ出かける寸前でたくやが現れたこと、これは神の啓示だったと話してたことが印象深い。

僕だってこんなとんとん拍子なことがあるのだろうかって、この場にいるみんながそう思ったに違いない。
運命を感じた瞬間。
埼玉の加須の工場で、この作品が観られるのか…必ず観に行く(^o^)/

走り出しても45度(*>∀<)ノ))★
来年もきっと東城さんの作品はあるだろう。と思う。

みんなも見に来てください。2017の中之条ビエンナーレ。鬼も笑うか



それではまた次回