雨降っちゃいましたね。桜はどうでしょうね、明日は天気が良いらしい♪
まだ桜はあるかな。
今週の土曜日久々にお休みをいただきます!
高崎シティーに僕はおります!
表題のSWLレザーウォレットです。
京都にあるレザー&シルバーのブランドSolitude Without Loneliness。
何度もこの話題には触れていますから多くは書きませんが、念願かなってようやくコンタクトできました。
でSWLに着くなり刺しゅうしてもいいか?って聞けばワーイ('∀`)って喜んでくれて…

僕のところのインディゴピンチェックワークシャツを刺しゅう入りでプレゼントして、

隆治君の大事にしているシャツにも刺しゅうしたら、
どれでも気に入ったものがあったら使ってほしいって、あなたが言うものだから…

「これが欲しいです…」って言っちゃった(*´ェ`*)
ずっと使い続けていた嫁さんプレゼントのPORTERが、もう可愛そうなくらい頑張ってくれてて…
いやいやそんなことは良いんです。
あぁ京都でわらしべ長者になれるとは…
とはいえ、沢山ある隆治君の作品のなかから「取って」って言ってたような気がする…

手に取る前から凄く重厚な佇まいがあって、手にしっとり来る。
ブログやフェイスブックで前から目にしていたけれど、持ってみて初めて分かる。
これは画像ではアカンやつ。
レザーはSベンズレザー。ベンズというのは牛の腰からお尻にかけての革で、繊維密度が高く強度が高い。
これをSWLでは手染めで丁寧に染める。
僕が使う糸や生地も先染めよりは後染めの方がしっかり「味」がでます。

そんな中でもスーパー優良なレザーを厳選して、シニューという糸で丁寧に縫い合わされて、ウォレットになるんです。
シニューの糸を見せてもらったけれど、一見して僕でもすぐ分かった。
出来上がって見ると紐のように感じる糸は平面状になってる。
つまりいい加減に縫い合わせてしまうと、撚れてしまうから糸目がガチャ目になってしまう。
絞める際に細心の注意をしているに違いないです。
今度他の商品をどこかで見る機会があったら、比べてみようと思ってる。
で、写真のレザーの裁断面。これをコバって言います。
コバの処理にどれだけ手間を費やすかで、商品のレベルが計れる。
クラフターが丁寧かつ高度なテクニックを施しているのかがわかる部位。
このウォレットはどこのコバもツルツルピカピカ。
SWLでは薬品などは使わず天然材料を使って仕上げている。

Snapは連日使った使用感が出てしまってごめんなさい。未使用の状態で紹介するべきだった。
我慢が出来ない…
キャンプに行くのにテントを買うと、キャンプに出かける前に庭に張って一晩寝てみちゃう性格なんです…ごめんなさい(^o^)/
カード収納は5つ。
僕の財布にはずいぶんとカード類があって、この機に厳選しました。
もともと入っているだけで使っていないカードが沢山あったから、僕には良かったな。

コイン収納のファスナーは42TARONです。
アメカジに興味のある人はピンとくるだろう。僕などは嬉しくなる付属です♪
スライダーの引き感も滑らかでいい。みためが凄く無骨なのにね。

フラップの表麺には唐草とフェザーのカービング加工。
カービングというのはレザーをカットしたり叩いて凹ませる加工の事で、色々な刻印があります。SWLではカービングの図案もカスタムできるから、オリジナルな物が作れますよ。

僕の一生はあと何年あるだろうか分らないけれど、あと20年は生きられるとしてもこのウォレットはまだまだ成長しているはず。
なんて素晴らしいことだろう。手を抜かないモノづくりが一生をかけて愛される意味がわかる。
一言に言ってしまえば、財布なんてもっと安いものがあるし、気分で使い分けたいから安いもので良いというのも、立派なものの選び方です。
同じ理由で一生をかけて自分と一緒に年を重ねていける物というのは、世の中そんなに多くは無いのです。
僕の刺しゅうも同じことが言えると感じていて、大事に着てくれたらずっと存在できるし、糸の色も褪せてきて魅力的な存在感を放ちます。
量産では決して出せない味をこれからも作り続けたい。
このウォレットを手にして更にそういう思いが大きくなりましたよ。
隆治君大事に育てます!
SWLに興味が出てきたぞ!?って言う人→クリック
それではまた次回。