The Kiss Gustav Klimtを刺しゅうする! 1 | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。


秋めいてきちゃいましたね(・´з`・)

夏はもうおしまいでしょうか…ヽ(´Д`;)ノアゥ...

いやいやそんなことはないはず。まだまだ暑い日が来る\(^o^)/

かどうかは知りませんが、仕事もとてもしやすい気候ですね。

僕の周りでは2人風邪で辛い思いをしている人がいます…

まぁ僕の嫁さんとmorriさんなんですがね。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

どうぞお大事にネ(^o^)/


表題のThe Kiss Gustav Klimtを刺しゅうする! 1です。

僕のブログ友達でロールケーキさんという方がいらっしゃいます。

仲良くさせていただいているんですけどね、この度お仕事をいただきましてね(^o^)/

毎度ありがとうございます!

沢山ぼったくらせていただきますΨ(`∀´)Ψケケケ


んで、ロールケーキさんは羊毛フェルトの作家さんで、その世界観は僕もビリビリ痺れてます!

ロールケーキさんの作品です。「天使」

すごく可愛らしいんです。グラマーでちょっと外人さんテイストなのと、

口元が僕は大好きなんです…(*´∀`*)

って僕の感想は良いか。

あまりに凄いんで、勝手に作らせていただいたのが↑の天使シニールワッペンです。

そういう経緯がありまして、今回新たなロールケーキさんの作品を刺しゅうすることに

なりましたんですよ(´∀`)

グスタフ・クリムトの接吻(The Kiss)です。

とても有名な絵画ですから、みんなご存知でしょ?

僕はまだ本物を見たことはありません。レプリカはよく見ますけどね。ポスターとかで…

(*´Д`)

んで、このThe Kissは随分と前にお話をいただいていて…

随分手を付けずに僕があずかっていました。お言葉に甘えてデリバリーを伸ばし伸ばしに

してしまって、ようやく今取り掛かった次第です。

ほんとにごめんなさい!ロールケーキさん!!

しっかり頑張らなきゃいかん。


さっそく版を作るために↑の写真をトレースして、イラスト化します。

版が出来上がったらこのワイン色の別珍に捺染します(^o^)/

これが刺しゅうをするための下絵です。ある程度の目安になるわけです。

で刺しゅう糸はアクリルケイトを使います。

シニールを刺しゅうする場合はほとんどこの毛糸を使います。

色数をカラーから拾ってゆくと20色を超えてしまいました…Σ(゚Д゚;エーッ!

天使のシニールワッペンで10色前後だっけな?

倍以上ですね。

刺しゅうしながらやめた色、追加した色が出てますが、まぁここまで色数が多いともう

細かいことは些細なことですね。

トコトンやります。щ(゚д゚щ)カモーン

刺しゅうしながら色分けを吟味しながら進めることにしました。

というのは実際刺しゅうしてみると色区別をした方が良い時もあって、鼻の稜線などは

実際のカラーには無いのだけどハイライトを作ることで、顔の凹凸を表現できたらって

思ってます。

シニールというのはモコモコのタイプの事で、サガラ縫いとかループとかいろいろ呼び方が

あります。僕の所ではシニールで統一しています。

シニールを刺しゅうする前にチェーン刺しゅうをすることで、仕上がりがきれいになります。

決まりはないのですが僕はチェーンで埋めます。

アウトラインだけ入れればよいのですが、僕は埋めます。

こだわってます。

精度が高いコンピューターミシンでは、透けることが少ないので下縫いはきれいに埋めない

ことがほとんどですね。

糸も無駄になるし時間もかかりますからね。

削れるものは削ります。

手ハンドルではやはりその精度が甘いので、この下縫いをしっかりすることで、出来上がりが

格段に変わります。

まぁシニールというのは3次元なので、直立するんですね。

なので柄の出方がかなり甘くなります。倒れたりすると、線の通りに刺しゅうしても

その通りに見えない物なんですね。

悪く言えばブレる。

良く言ったら可愛くなる…ほんとかね?…(・´з`・)

なので色数を増やしてもその違いが判らなかったりするので、こんなに色を多用しても意味が…

ということもあります。

しかしやっぱりボカシでは違いに気が付かなくても、絵に生きることもあるんです。

これもこだわりなだけかもね。


お金をいただくお仕事ですし、あまり妥協は見せたくないというのもありますb




そんな調子で今コツコツやってます。

今回は少し進んだら進行状況をアップしてゆきます。

良かったら気にかけて見に来ていただけたら嬉しいです。(^o^)/



それではまた次回