刺しゅうのご依頼方法のお知らせです! | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。

予てから整備をしないといけないな…

そう考えてから随分と放置していましたこの件。



みなさんはオリジナルの刺しゅうを依頼してみたいと、お考えになったことはございますか?

もしやするとそれほど考えたこともないんじゃないだろうか。




刺しゅう=既製品で気に入ったものを選んで購入。

これが一般的だと思います。


僕はアパレルのお客様からお仕事を受けることで、仕事とさせていただいています。

刺しゅうもあればプリントも承ります。

はたまたシャツなどもパターンからのオーダーを受けることもあります。

服飾関係ではほとんどの事に関連らあります。

その場合ほとんどが量産と呼ばれるもので、数百枚数百着という単位でのお仕事になります。

個人向けとしてはとても処理できない数です。



個人向けの刺しゅうでは、横振りミシンで作る刺しゅうや、

ハンドルミシンで作るチェーン刺しゅうやシニール刺しゅうがあります。

横振りミシンでの刺繍は、僕の懇意にする職人に依頼を出すことになります。

ハンドルミシンは僕が従事して刺しゅういたします。

どちらも段取りは同じなので、ご説明させていただきます!(´∀`)




まずはどんな刺しゅうがほしいのか、画像などを見せていただくことになります。

インターネットや雑誌の切り抜きなどから、刺繍の手法を教えていただきます。
(基本的にインターネットから画像を入手するには、著作権の問題があります。ご注意を)

手法がわかれば次はどんな柄を刺しゅうしたいのか伺います!

たとえばモデルさんが着用しているシャツなどに刺しゅうがされていて、そのイメージを

別の柄で刺しゅうする。というような感じで伝えていただければ、どんなものが欲しいのか

知ることができます。

写真は綿糸で刺しゅうしていますが、刺しゅうのテイスト変える重要な要素です。

画像だけでは分かりにくいことですが、全体から受けるイメージで使用する糸のアドバイス

はできると思います。


これはaroma-maさんが来社してくださった時に、サンプルのワッペンなどを見て、

イメージされたものを落書きしたもの。

目標とする形が決まっていると、話はトントンと進む。


ラフだったものをイラスト化します。この作業は僕が行うのでご心配なく。

このイラスト化はお客様がご自分でなさっても大丈夫です!

むしろその方が本当は助かるのです。僕はこのイラスト化の作業賃はお見積もりに転嫁

していないサービスなのです。

僕を不憫に思ったらデータを僕のホームページのメールから送ってください!┐('~`;)┌

ウィンドウズで受け取ることになるので、添付ファイルには拡張子が付いていないと、

こちらで開くことができません。macの方はご注意ください。

作業が一番うまく行くファイルはイラストレーターです。

よく見ると落書きとイラスト化された図の文字位置などが変わっています。

こういう変更を手早くするにはやはりイラストレータが便利です。

トレースが決定したら色を割り当てます。

こんかいaroma-maさんは僕に部分ごとの色だけご指示され、色のトーンは僕が選びました。

毛糸は色数が少ないことと、せっかく念入りに糸Bookを見てお決めになっても、他との色に

同化してしまい、目立たない配色になってしまったりします。

これは経験も必要なので、ある程度はお任せするつもり位の余裕があると良いかもしれません。

もしくは希望する色合いを印刷するかして、僕に届けてください。

色合いをデータで添付するのは危険です。僕が観る色合いはモニタの影響と、プリントアウト

する際にプリンタの表現精度に左右されるからです。

郵便もしくは弊社へ来ていただいて渡していただくのが良いでしょう。

その色合いから糸Bookの色合わせをします。


ちなみに部分的に色を変えた場合のシミュレーションもお見せできます。(^-^)/


大きさ的に難しい物、細かい表現が多く予算がかさむものなど、事前の打ち合わせもできます。

車などは要所重要な部分を抑えて、簡略化させないと刺しゅうできないケースもあります。


このようなリアリティーが欲しい場合、元になる写真の解像度も多少影響します。

高解像度である必要はないのですが、サイズの小さい画像ですとどうしても曖昧な

表現になることがあります。

前途しましたが毛糸の色数が少ないため、本来写真には見られない色合いが協調される

事があります。この写真ではおでこのしわなどがそうです。

写真だと薄らわかるものが刺しゅうされると目立たない場合、少しだけトーンを上げ

たいんです。

だけど毛糸の色数が少ないため、毛糸の色のトーンが上がり過ぎるという原因が起きます。

ここは我慢のしどころです。


用途に合わせて、商品の細工もご相談になれることもあります。



こちらの裏面にはマジックテープが縫製されており、相手側には両面テープなどで壁に接着

します。

安全ピンやタイタックピンの加工もできます。


気になるお値段です。

一枚の発注につき個別でお見積もりしてみると……


Tシャツ(ウールフェルトパッチをチェーンで直刺繍)@3,000

SHELL OIL JOGワッペン@2,000

VWビートルワッペン@4,000

クラシックHONDA WINGワッペン@2,500

横振り刺しゅうパッチ@5,000

Never retireワークシャツ直刺繍@5,000

aroma-maワッペン@10,000

mini cooper@4,000

群馬完全えこひいき鶴子ワッペン@15,000


※グループオーダーをいただく場合、発注数に応じてお見積もりはお安く設定ができます。


お見積もりするに当たっては、材料費は大きなものはコスト高になります。

刺しゅう賃は同じ面積であっても、2色で日の丸を刺しゅうする場合と、3色でアメリカ国旗

を刺しゅうする場合、見積もりの差が大きく違います。

お見積もりはお気軽にご相談ください。

イラスト化においてもサービスさせていただいてはおりますが、なかなかお決まりにならず、

沢山の手間暇がかかりますと、制作前にお見積もりに転嫁をお願いすることがございます。

その再発注をお取りやめになっても、それまでにかかった作業についてはご請求は致しません。

出来るだけご配慮いただけたら嬉しいと感じています!(^-^)/





ちょっと相談してみようかな?という方がいらっしゃいましたら気軽にご相談ください。

フェイスブックメッセージでもお話を伺えます。

お電話が良いという方はホームページからメールをお願いします。


イベントなどで刺しゅうLiveなどのご依頼も喜んで参加させていただきます。

ご相談お待ち申し上げております!





それではまた次回