雨が降ってくる前に実家の庭の芝刈りを済ませました。(´ヘ`;)
赤い手押しの芝刈り機を使っています。
刃がだいぶなめてしまっていて刈取り率がとても低いです…
いつか研いでおかなきゃと思いつつ芝刈り前。(・.・;)
表題のSINGER114K103 ニップルメンテナンスです。

毛羽糸を使うとどうしてもニップルに塵がたまります。
毛羽というのはスパン糸を使うとやはり溜まりやすいですね。
紡績された糸はどうしても短繊維を撚って、糸に仕立てている性質上束ねられた短繊維が糸表面から毛羽としてはみ出ているんですね。
それがミシン各所で擦られて、狭いところで溜まります。

抑え金を取り外し針棒も抜き取ります。
なんでもそうですが、針付近の作業はミシンの電源もしくはペダルから足を外す注意を!

ニップルはスパナ系工具で取り外ししましょう。
絞めはちょっとだけ締める程度に。あまりキッチリ絞める必要はないです。
緩まないときは無理せず潤滑油吹いて一服しましょう。

毛糸を使うとたいして刺しゅうしていないのに結構な量がたまります。
ちょっと気になったのが塵の量ではなくて、針棒(針)の位置です。
本来はニップル中央に針穴があるべきなのに、偏ったところに穴が開いています。
針棒は上部の1か所ネジ止めなので、下に行くほど絞めの誤差が出ます。
TREASURE1114-1は中央に塵の穴が来ていましたね。
このSINGER114の針棒ネジは\5,000の特注ネジを今使っています。

オリジナルはピッチ不良で、僕の手に渡ってきたときから代用ネジでした。
頭もマイナスのオーソドックスなタイプ。
とにかく使いづらい。
そのネジも空回りするようになってしまい、今回特注しました。
ネジ1つで\5,000とか…(・_・;)
今回前蓋のネジも段付きローレットネジを特注して、それも\5,000(°◇°)~
SINGERオリジナルネジでもそんなにしないんじゃないか!?
まぁネジだけ売ってる人なんていないし、玉もないからこういう事態なんだけど…
ネジ一つでも最悪こう状況になってしまうので、ネジに合わせた工具を使うことがどれだけ大切か、壊してしまってからだいたい気が付くものです。
古いものはお金がかかります。(;´д`)トホホ

エアーをひと吹きして一掃!


あの塵穴でどれほど仕上がりに影響していたか、シニールを刺しゅうするとよくわかります。
それに毛番手というのはほんといい加減であって、太さのムラがほんとあります。
だからあれほどの穴でも、結構影響を受けてしまうんですね。
機械の調子はほんと些細なことから出てきます。
ってこのスレ誰得なんでしょうかσ(^◇^;)
それではまた次回
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