大寒波だそうで、群馬も相変わらず寒いです…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それでも氷点下を記録するような所でもないので、ずいぶんと楽な暮らしなんでしょうね。
僕は暑いのも寒いのもわりと平気なたちですが、やはり仕事をしているときはその中間が
とてもはかどりますよね。
表題の絹糸です。
以前座繰と機織りのワークショップでお世話になった、中野紘子さんに会いに行きました。(゚∀゚)

工房と呼んだらよいのだろうか、とてもお洒落です。

テーブルには生糸の『かせ』が束になっていました。
ビーフンみたいで美味しそう…( ゚д゚)クレ
触った感じはビーフンに近いですけどね。皆さんが想像するような、ぬっとしてしなやかな絹とは別物です。
かせとはこの状態の糸を言います。レーヨン糸でもこの状態をかせ糸と呼びます。
すこし説明すると、カイコが作った繭を煮て座繰してとった糸を生糸と呼びます。
生糸はセリシンというタンパク質をまとった状態で、これが固くなっているわけです。
煮ている最中は柔らかいので、それを巻き取るのがこれ。

巻き取ると外周127cmのかせになります。

このかせ糸は着物用にご用意されたそうです。ォオー!!(゚д゚屮)屮
さて、お邪魔した本題ですが、これから僕が予定している刺繍に使う糸を、中野紘子さんにお願いして、作っていただこうと考えてのことです。( ・`ω・´)ナン…ダト!?
と言っても、今回は試し糸を少し戴いて、刺繍してみて問題がなければという流れです。
以前僕が買ってきた絹糸は糸にあるこぶの問題で刺繍できなかったことがあったので、今回は慎重に確認してからスタートです。

試し縫いはこの糸を使ってみます。(゚∀゚)
試すまでもなく無難に縫い上げそうな予感がします。♪~(´ε` )

雑誌クロワッサン。
こちらに中野紘子さんが掲載されていらっしゃいます。
ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!

繭から糸へ、染めて織って着物に形を変えて長く愛される『倉淵紬』が語られています。

純国産の着物『倉淵紬』の糸の制作を中野紘子さんが担っています。
着物は日本と誰でもすぐに思いますが、その素材は内地で生産されたものではなくて、海外の輸入繭や輸入生糸なんですって。
昨今国内の大手企業も賃金の安い国外で生産することによって、利益を得ています。
当然古くから連綿と受け継がれてきた技術や生産された物産は、売り手をなくすわけです。
末には担い手も途絶えもう手にすることも叶わなくなるわけです…( ;∀;)
今僕が担う刺繍もまったく同じ事象が危惧されています。
コンピューター化されたミシンでは、綺麗で安価な商品ができます。
これはとても良いことです。
しかし、人の手を介して時間をかけ手間を惜しまず生産されたもの特有の味が、それにはありません。
安物買いの銭失い…とは言いませんよ。
でも僕はずっと着てもらいたいという願いを込めて刺繍しているのは事実です。
そう思ってらっしゃるかどうかは分かりませんが、純国産の着物をと願った人が石田節子さんです。衣装らくやの店主でいらっしゃいます。
吉永小百合さんや樹木希林さんの衣装もプロデュースされている方だそうです。
家に帰って聞いてみたら嫁さんも知っていました。(´・∀・`)
倉淵紬は『銀座かねまつホール』で1月23日~29日まできものスタイリスト4人展が開催されます。
興味のある方は出かけてみては?
お問い合わせ
衣装らくや
tel:03-5623-9030
web:www.rakuya.co.jp
僕もタイミングが合えば是非出かけてみたいと思っています。
それではまた次回