入院生活【宣告】 | In My Life ☆幸せのカタチ☆

In My Life ☆幸せのカタチ☆

2009年5月、私達のもとにやってきた赤ちゃんは17週でお空にかえってしまいました。コウノトリを待ちわびながら日々の思いを綴っていきたいと思います。

破水してる疑いがあるというので、次の診察まで落ちつかない日々を送った。

破水してきてると自覚症状があるらしいが、自分では水が漏れてくるような感じはなかった。

ただ、トイレにいくとやはり出血し、その血液の周りに膜ができてるように見えた。
『水まんじゅう』のようだというと看護師さんに笑われた。<でも、この水まんじゅうは、とても笑えないものだったのだ>


検診を2日ほど前にした夜中、なんだかお腹が痛いような気が....
我慢出来ない程じゃないけれど、お腹が重い。見回りに来た看護師さんに言ってみると、

”えーーっ、陣痛きちゃったの?!”

陣痛?!!!!!

って、こっちの方がびっくりするよ。

張り止めがマックス状態にされ腰を温めながら不安な夜を過ごし、朝を迎えた。
陣痛かと疑われた痛みは収まっていた。

こんな状況の中でも、わたしは”きっとこのまま持ち堪えられる”という根拠のない自信があった。全人類が滅びても自分だけは生き残っちゃうんじゃないかという、ああいう訳のわからない類いの自信が....。

朝の回診、(この大学病院は5人ぐらいのいくつかのチームを作って患者の治療にあたっていた。主治医含むこのチームのほとんどのドクターに外来で1度はお世話になっていた。その中にあのスーパードライな医師もいた。)例のスーパードライな医師は、”予断を許さない状態ですね”と冷静に言い放った。

ドップラーで心音を測定してくれる時に、いつもお腹の赤ちゃんに声をかけてくれる助産師さんがいた。
”良い子だね~。しっかりママにしがみついてるんだよ~” 

・・・・。嬉しかったけど、泣きそうになった。

言わずもがな、誰が見ても深刻な状態であり根拠のない自信は一蹴された。


お昼過ぎに母が来てくれ、ずいぶんと気が紛れた。

トイレに入って立ち上がり、中をのぞくと、そこにはかなりの出血が見られた。

その瞬間、わっと涙が込み上げて来た。
これまで我慢出来てたのに、自分でもなぜだかわからない。
母の前でも泣いたことなかったのに。。。

助産師さんが来て、そのまま診察室へ。
この時はかなり冷静になっていた。

外来で割り込みで診てくれた女医さんがこの日の病棟担当だった。

きっと、何もない。赤ちゃんも元気って言ってくれる。と信じてた。


・・・でも、ドクターの口から出た言葉は、

「破水しちゃってるの。もう、お腹にはほとんど羊水がない状態なの。羊水がまったくない状態では赤ちゃんは生きていけないの。21週を過ぎた赤ちゃんなら、なんとか助けてあげることもできたんだけど、17週は小っちゃ過ぎる。今の医療じゃ助けてあげられないの。この地球上のどこに行ってもそれは無理なのよ...。」

小さい子供を諭すように、ゆっくりと私に話していた内容は

妊娠継続不可能、妊娠終了の宣告だった。

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