本当にコンクリートは耐火性が高いのか

◆本当にコンクリートは耐火性が高いのか

１９８７年に建設省建設研究所などが中心となって実施した実物大住宅の火災実験では、耐火措置のとられていない木造軸工法の住宅が約１０分で１０００℃に達したのに対し、
コンクリート住宅は、約５０分経っても１０００℃に達することはありませんでした。
コンクリートは、耐火性の高い建築素材ということが証明されたといえるでしょう。

また、現在も更に耐火性が高いコンクリートに対する耐火性の強度実験が行われています。

例えば１０年前ですが、２０００年前後に「ＡＦＲコンクリート」という耐火性に優れたコンクリートが市場にまわりました。
そして、つい最近（２０１０年頃）ＡＦＲコンクリートにひび割れを抑えた
「低収縮・高耐火・高強度コンクリート」というものが開発されました。


このように、コンクリートは耐火性に優れ、また近年ではその強度が増していっています。

購入するマンションがどのようなコンクリートを使用しているかに注目してみるのも、
マンション選びの参考になるでしょう。

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