マンションを買うにしろ、一戸建てを買うにしろ、住宅には様々な税金がかかります。
今回は固定資産税について説明します。
固定資産税とは、保有する固定資産
について課税される税金のことで、年４回市町村に対して支払います。
マンションと一戸建てでは様々な箇所で優遇の割合が違いますが、結果的にはどちらが得かというのはケースによりますので、ここでは考慮せず固定資産税そのものを見ていきます。
マンション購入の際には、住宅ローンだけではなく、様々な税金のことをしっかりと考えてください。
その中でも、固定資産税は結構な比重をしめています。
☆いくらかかるのか
初めは、わかりやすいように、あえて誤解を招く書き方をします。
購入価格×1.4％＝固定資産税額（年額） ※年額を4回にわけて支払います。
※本来は、【課税標準額×標準税率（1.4％）＝固定資産税額】
例 3000万×1.4％＝42万
しかし、実際はもっと安いです。なぜなら、購入価格（3000万）の部分が3分の1になったり、2分の1になったりするからです。それを「課税標準価格の軽減措置」と言いますが、例えば、3分の1軽減されたならば、
2000万×1.4％＝28万となり、年に14万円、月に換算すると1万円強軽減されたことになります。
ここでは詳しく取り上げませんが、新築マンションと中古マンションでは、この軽減率が全くことなり、新築マンションを購入したほうが、圧倒的に得することとなっています。
このように税金1つとってみても多くのパターンがありますので、後で税金に苦しまないようにするためにも、マンションを購入する際には、「マンション購入価格＋税金」と考えた方がよろしいでしょう。
また、平成24年3月31日までに竣工されたマンションは、固定資産税半額の対象になります。（半額期間は5年）
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