こんにちは!半田貞治郎です。
## 概要
Googleは「Google I/O 2024」で、業務向けサービス「Google Workspace」に生成AI「Gemini」を活用した新機能を発表した。当面はWorkspace LabsとGemini for Workspace Alphaユーザーが利用できる。[1][2]
## 詳細
### サイドパネルでGeminiと対話
GmailやGoogle ドキュメント、Google スプレッドシートなどで、サイドパネルからGeminiとチャットをすることで、内容の要約や分析が可能になる。作業中の会話やコンテンツの概要が自動的に表示される。[1]
新しいサイドパネルで活用されるGemini 1.5 Proは、より長いコンテキストウィンドウと高度な推論能力を備え、大規模なデータから正確な応答ができるようになった。サイドパネルでAIを活用できるため、アプリ画面から離れることなく利用可能だ。[1]
### Gmailの返信作成機能が強化
スマートリプライ機能では、ワンタップで届いたメールやこれまでの会話を読み込み、最適な返信を作成してくれる。[1]
返信内容を細かく指定した場合は、Gmail Q&Aを使ってGeminiとチャットをし、必要な情報を追加できる。Gmail Q&Aは7月よりスマートフォン向けGmailアプリ、Web版のWorkspace Labsで利用可能になる。[1]
### ドキュメントやスプレッドシートの機能拡張
複数のメールに添付されているPDFファイルを認識し、Google ドライブとGoogle スプレッドシートで整理、追跡できるようになる。[1]
スプレッドシートのGeminiを使えば、チャットで質問するだけで収支の確認などが可能となる。[1]
ドライブ内の添付ファイルを整理し、シートを生成してデータ分析を行う機能は、2024年後半にLabsユーザーに展開予定だ。[1]
Geminiの新機能により、Googleは業務効率の大幅な改善を目指している。
Citations:
[1] https://workspace.google.com/solutions/ai/
[2] https://blog.google/technology/ai/google-gemini-update-sundar-pichai-2024/
[3] https://io.google/2024/explore/357ab804-7711-4a54-849b-0d1764a34a59/intl/ja/
[4] https://www.yoshidumi.co.jp/collaboration-lab/google-bard04
[5] https://cloudonair.withgoogle.com/events/gemini-gws-onair-q2