Amazonが「プライム・ビデオ」内で商品広告の配信を開始、日本国内での展開に期待 半田貞治郎 | 半田貞治郎のちょっと気になるサイバーモバイルニュースファーム

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こんにちは!半田貞治郎です。

Amazonは、同社が運営する動画配信サービス「プライム・ビデオ」内で新たに商品広告の掲載を行う予定であることを明らかにした。まず、日本国外の一部地域を対象に、今月中旬より配信を開始するという。

この新しい広告形態は、「カルーセル広告」や「一時停止広告」といったインタラクティブ広告が中心で、スマートフォンアプリだけでなくテレビデバイスにも適用される。既に、米国、英国、ドイツ、カナダなどの欧米地域では本年1月より、プライム・ビデオ内での動画広告の配信が始まっており、フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、オーストラリアでも順次導入されている。

同時に、プライム会員向けに月額2.99ドルで「広告非表示」になる有料オプションの提供も開始されており、視聴者は広告を見るか、3ドル払うかの選択を強いられていた。

SVOD(動画見放題サービス)に広告配信を導入する取り組みは競合間の競争激化に伴い、多数のプラットフォームで採用されており、Netflixでは日本国内でも月額700円で契約可能な「広告つきプラン」も提供し、会員数を伸ばしている状況にある。

Amazonは「魅力的なコンテンツへの投資を継続し、2024 年初めから長期にわたって投資を増やし続けるため」として広告配信に理解を求めていたほか、今回の商品広告はECサービスを本業で運営する同社ならではの取り組みとも言えそうだ。

日本国内での動画広告や商品広告の展開は現時点では発表されていないが、今後の動向に注目が集まるだろう。Amazonは日本市場でも強い影響力を持つ企業であり、プライム・ビデオ内での広告配信が実現すれば、ECと動画配信の融合が一層進むことが期待される。

Citations:
[1] https://www.junglescout.com/resources/articles/how-much-do-amazon-ads-cost/
[2] https://influencermarketinghub.com/amazon-pricing-strategy/
[3] https://www.oneupweb.com/blog/advertising-on-amazon-costs-fees-and-strategy/
[4] https://www.datafeedwatch.com/blog/quick-introduction-to-amazon-pricing-strategies
[5] https://gotrellis.com/amazon-pricing-strategy/