2023三鷹市議会議員選挙 半田伸明の主張 | 半田伸明のブログ

2023三鷹市議会議員選挙 半田伸明の主張

私は、ずっと「未来の子どもたちに借金を残さない」という哲学で三鷹市の借金問題に取り組むと言い続けてまいりました。

 

今回の三鷹市議選は、はっきりとした争点があると考えています。

 

①駅前再開発を進めて良いのか②羽沢小移転を認めて良いのか

 

この2点につき、私の考えを書いておきます。

 

  総論

私の試算では駅前再開発と羽沢小の移転で

300億はかかるとみています。

 

三鷹市を再び借金まみれにすることは許されません。

 

  ①駅前再開発について

【なぜ施設を増やすのか】

高度成長期に建設が進んだ公共施設が老朽化しています。一気に建て替える資金力はありません。だからこそ、施設を長寿命化させ、できるだけ投資的経費を抑える必要があります。

 

この考え方で大事な点があります。

それは「既存の」公共施設の建て替えという点です。

 

ところが駅前再開発は、全く新しい施設を増やすことになるのです。

建て替え資金がないのに新たな施設を作る、論理矛盾としか言いようがないのです。

 

【公会堂があるのに新たにホール?】

この再開発の構想の中に、新たなホールを作るというのがあります。

 

しかし、市役所敷地内に公会堂があります。

 

既にある施設の老朽化で困難を極めているのに、それと同じ機能を「新たに」作ろうとしているというわけです。もはや説明できる限界を超えています。

 

【形を変えた市庁舎建て替え?】

ひょっとしたら新たに作る駅前ホールで公会堂機能を担わせ、今ある公会堂を潰しそこに市庁舎建て替えをするのかもしれません。当然出てくる疑念です。

 

仮にもしそのように推移するならば、いわば形を変えた市庁舎200億問題の再燃であることにすぐに気付くはずです。

 

市庁舎200億反対なのに、駅前で同じくらい使って、新たに市庁舎建て替えゼロというのは、結果的には公共施設が増えただけとはなるわけです。

 

  ②羽沢小移転について

【浸水危険って言うけれど】

行政側の言い分は、大雨の時の浸水を考え羽沢小を天文台敷地内に移転というものです。

なるほどとは思いますが、ではどの程度の浸水が予想されているのかが気になるところです。

 

実は、東京都のハザードマップによると、あの令和元年の台風19号レベルを超える雨を想定(1時間最大雨量153mm、総雨量690mm)しても、羽沢小の浸水レベルは、1mほどということがわかっています。

 

以下の3つの画像をご覧ください。

 

 

いかがでしょうか。何メートルもの大浸水というわけではないのです。1mくらいなら止水板を必要なところに設置すれば済む話です。現に東京都大田区でその事例があります。

 

それでも危険というなら、羽沢小を高床式に改築するか、さらには校庭の地下に貯留設備を施すなどやりようはいくらでも考えられるのです。

 

【スーパー誘致のために約100億?】

羽沢小が移転した後の跡地にスーパー誘致という話も出始めています。

 

しかし、「スーパー誘致のために羽沢小移転費用の借金をするのか?」と言われたら元も子もないのです。

 

さらに、そもそも浸水危険を理由に小学校を移転させるなら、そのようなところに進出してくるスーパーが本当にあるだろうかという疑問がわいてきます。

 

羽沢小移転で、土地購入と学校建設で100億はかかると半田は試算しています。

さほど老朽化していない羽沢小をスーパー誘致のために移転させることは、老朽化が激しい学校の地域の方々に理解して頂けるでしょうか。

 

  まとめ

駅前再開発にしろ羽沢小移転にしろ、

そもそも義務性がなく必然性に乏しいのです。

 

私は、両者とも不要という考えでいます。

市民の皆さまはどう思われますか?

 

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