三鷹市議会 令和5年第1回定例会 市長記者会見資料・議案他 | 半田伸明のブログ

三鷹市議会 令和5年第1回定例会 市長記者会見資料・議案他

昨日から定例会が始まりました。以下、流れを書きます。

2/17に市長の定例記者会見がありました。定例会前の記者会見は、定例会に出す議案などを、市長が記者さんに説明するというイメージで結構です。
この会見には各種資料が配られます。
記者会見配布資料
→次年度当初予算をかいつまんで説明したものになっていますね。
議案概要
→予算以外の議案につき簡略化したまとめです。
議案
→議案の本体です。
補正予算案総括表
→年度末になると、次年度予算案の審査があります。これを当初予算案という呼び方をします。当初予算案成立後に生じた事由につき、さらに予算を組むことがあり、これを補正予算案と呼びます。この総括表はそれを簡略化したまとめです。
令和4年度三鷹市一般会計補正予算(第9号)及び同説明書
令和4年度三鷹市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び同説明書
→今回の補正予算案は、一般会計と後期高齢者医療特別会計です。予算には、一般会計の他に特定のものを別途扱う特別会計がいくつかあります。

また、今回は次年度当初予算に関するものもあります。
予算書と言われる分厚い冊子の他に、その予算書の中で特に行政が紹介したいものをまとめた予算概要というものがあります。
令和5年度施政方針・予算概要(1)
令和5年度施政方針・予算概要(2)
→まず前者をご覧ください。最初に施政方針という文章があります。国会で所信表明演説というのがありますよね。あれと同じイメージで合っています。実際に本会議場で市長がこれを読み上げます。
続けて予算の説明になるのですが、ここで「款」という概念を紹介します。要は、「くくり」です。福祉に関するものと道路に関するものは別の話ですよね。これをそれぞれ別の款でまとめています。
この款は議会費から始まります。最初の冊子は、民生費という款の途中まで入っていて、次の冊子はそれ以降が入っているということになります。

では、簡略化したものではなく予算書本体は?となりますが、それらが次になります。
令和5年度三鷹市一般会計・特別会計予算及び同説明書(1)
令和5年度三鷹市一般会計・特別会計予算及び同説明書(2)

以上のように、3月の定例会はとにかくボリュームがすごいのです。特に一番最後に紹介した予算書は、ただただ数字の羅列です。各項目が多いか少ないかは、過去の予算書と対比させていくことになります。

大きく分けて、次年度当初予算と、それ以外とお考え下さい。
それ以外の部分は、本会議場で一気に決めるか(即決)、各委員会で審査を深めるか(付託)となり、これらの審議の後に予算審査特別委員会が開かれ、次年度当初予算案を審議していくというのが大きな流れになります。

議案の詳細については、市長による上程理由説明の後に、後日別エントリーで紹介します(初日配布資料は割愛)。