三鷹市議会 令和3年第1回定例会 市長記者会見資料・議案他 | 半田伸明のブログ

三鷹市議会 令和3年第1回定例会 市長記者会見資料・議案他

昨日から始まりました。3/29までの長丁場です。

2/18に市長の定例記者会見がありました。記者会見資料等はこちらをご覧ください。
記者会見資料
議案概要
補正予算案総括表

議案概要のほかに議案本体はこちらを。
一般議案
一般会計補正予算案
特別会計補正予算案

今回は当初予算を審議することになる定例会です。
まず施政方針です。
施政方針1(民生費まで)
施政方針2(衛生費以降)

次に予算書です。
一般会計予算書
各特別会計予算書

初日の机上配布資料についてはいつものように割愛します。
議案の詳細については、市長による上程理由説明の後に、後日別エントリーで紹介します。

さて、今回の定例会は、緊急事態宣言下の初の議会となります。
コロナ禍がひどくなる中、一般質問を自粛したりなど、いろいろな動きがありました。しかし、それらは緊急事態宣言下ではない状態でした。

今回初の緊急事態宣言下の定例会となるわけで、私は一般質問を自粛しました。また、次年度当初予算に関する代表質疑も自粛することにしました。

代表質疑については、もう少し書いておきましょう。
実は、2月頭の予算内示会に私は欠席しました。長男の受験を控えており、何よりも三密を恐れていたからです。
事情を各会派に説明して回り、ご理解をいただき欠席したというわけです。

そもそも、予算内示自体もう必要ないというのもありました。なぜなら諸派を含めて丁寧に事前説明があるようになり、同じ説明の繰り返しをする意味がないと考えていたからです。

ところが、予算内示の際に通常各会派が質問する時間があるわけですが、これが中止となりました。説明を聞いておしまいというわけです。これが決まったのは諸派が参加できない代表者会議の場でした。

当然ながら諸派には不利になりますので、通常だと諸派にはない代表質疑の権利が代わりに担保されるようになりました。このような判断をした交渉会派の皆さんには感謝しています。

ところが先に書いたように、すでに身内の事情で欠席を各会派に話をした「後の」出来事でしたので、元から休む予定だったのに、予算内示の質問の代わりというのを奇貨として、代表質疑の権利だけ行使するのは、信義に反すると最終判断しました。

といった事情があり、今回はかなり特殊なパターンになりますが、本会議場では何の質問もしないことになります。今までにはなかったことですが、これもまた緊急事態宣言下ならではの記憶として覚えておきたいと思います。

諸派の私には関係ないことですが、今一番心配しているのは予算審査特別委員会のあり方です。諸派は参加できないので、まぁ関係ないと言ってしまえばそれまでですが。

何が心配かというと、あの狭い全員協議会室でかなりの密な状態が数日続くということです。答弁側は多数来るでしょうし、委員さんもかなりの数になります。

審議の充実は当然じゃないか!今まで通りやるぞ!
というのは簡単です。

しかし、冷静に考えると、私たち議員が絶対に成し遂げなければならない場面は、ただひとつです。

それは最終日の採決です。仮に議員に感染者が出て、濃厚接触者があっという間に多数になったらどういう事態になるでしょうか。

最悪の場合、予算が流れてしまう危険性が出てくるのです。

私はどうしてもこれを避けたいのです。審議充実は結構だが、結果として濃厚接触者続出となったら、市議会は採決できないという大恥をかく危険性はやはり否定できないのです。

というわけで、自分は参加しない予算委員会を最も心配しています。仮に予算委員の方から感染が発覚したら大変な事態になります。当然ながら他の委員も濃厚接触者に特定されてしまう危険性が出てきます。その議員が会派控室にいるところを想定してみてください。その会派全員が濃厚接触者となる可能性もありうるわけです。

このように、通常なら考えられないリスクを伴う定例会となってしまったわけです。私は代表者会議にも議会運営委員会にも予算審査特別委員会にも参加できない立場ですから口をはさむわけにはいきません。ハラハラしながら感染者が出ないように、ただただ祈るしかありません。

何事もなく最終日を迎えられたら、それは大げさに言えば奇跡かもしれません。それくらいのリスクの意識を持つ必要があると考えています。

くどいようですが、もう一度書いておきます。
私たちの最大の使命は、最終日に各議案に賛否をきちんと表明することです。全ての議論はここから逆算してする必要があると考えているのです。