三鷹市議会 令和元年第4回定例会 議案上程
上程理由説明の動画はこちらをどうぞ。
まずは一般議案です。議案概要はこちらをどうぞ。
議案本体はこちらをどうぞ。
以下、議案概要の番号順に説明します。
1)→職員の勤勉手当を0.05月分アップです。アップ分は課長や部長も全く同じです。
三鷹市の場合給料表につき東京都に準じている実態があり、今回都の人事委員会勧告に準じて変更するものです。期末手当と勤勉手当は別の次元です。前者は規定通り払ういわば固定費のようなもので、後者は人事査定などにより実際は違うというケースはよくあるようです。議案概要にあるように課長職と部長職は最初から厚みがありますが、これは役職加算のようなものとお考え下さい。んで、実際に加算通りに支払われるかが査定により異なるというわけです。この意味で、実際は能力給みたいな状況になっているとみてよいでしょう。
なお、今回は市長や我々議員の分のアップは見送られました。つまり議案になっていません。これは河村市長の英断といってよいでしょう。よく決断しました。
なぜ我々サイドは上げないのか？聞きたいのはやまやまですが、そもそも「議案になっていないものをなぜ議案になっていないのか」と、別の議案に関連付けて質問すること自体おかしいと私は考えたので、特に質問するつもりはありません。
2)→例年行事です。安くするのを続けるよということです。
3)→日本無線跡地に新たに学童新設、またむらさきこどもひろばのスペースを活用して新たに四小学童Bとして新設です。
4)教育センター内に新たに児童虐待対応の子ども家庭支援センター新設です。
5.7)要するに法律改正により該当する条例の文言を変えるというだけです。私がよく言っている自動改正という話です。この手の話は当該法改正が適切だったかとなりがちですが、三鷹市議会は国会ではありません。
6)都の条例整備に伴い、矛盾する部分を削除というだけの話です。
8)これはなかなか面白い案件です。水洗便所普及の助成措置がまだあったこと自体が驚きです。
9)入札不調に伴う随意契約の発生です。
10)学童指定管理者選定です。新たにできるこでまりにつきなぜ非公募だったかが問われる案件です。
以上が一般議案です。10)のこでまりの非公募につき納得できる説明が委員会であるかどうかが焦点ですね。それ以外は特に問題はないでしょう。
次に補正予算案です。総括表はこちらを。
総括表がわかりやすいので個別に書くのはやめにして、気になる点、整理しておくべき点のみの紹介とします。
・バスラッピングだの動画放送だのありますが、そもそも市制施行の周年行事自体に私は疑問を感じています。
人は一か所に留まりません。進学や転勤など三鷹が中継点でしかないケースはよくあることです。にもかかわらず、税をとり使う側が「70周年！」と騒いでも、大半の市民からは「はー、そっすか」でおしまいでしょう。税をとり使う側の自己満足でしかないのです。私は正直こういうのは嫌いですね。
・学校施設長寿命化につき計画を立てる予定だったのが、それをやめて他のコミセンなどと合わせて一斉に「防災上重要な公共建築物」として調査することは歓迎要因です。
ここで大切なことは「公共建築物」という概念です。駅前再開発はURの関連のものであり、今回の公共建築物の調査結果が判明するまでは駅前の話は内部の調査検討のみにすべきではないかと考えています。でないと、公共建築物は後回しという批判が出かねないからです。このあたりは議論になるでしょうね。
・民生費の中に南浦小学童の件が載っています。これは一中の空き教室を使うようですね。先に教育センター内に子ども家庭支援センターという話を書きましたが、河村市長と教育長のやりとりがスムーズなのが想定できますね。
・旧第二体育館解体ですが、新たにし尿処理施設整備の旨話がありました。今年度の当初予算の賛成討論の際、し尿処理施設整備を急ぐようにと主張した私からはもちろん歓迎要因です。
・さらに市債償還です。9月に総合保健センター跡地に休日診療所の話が出たときに、私は厳しく指摘しました。
もともと、社会教育会館跡地、総合保健センター跡地、井口特設グラウンドを売却して元気創造プラザ事業に債務に充てるという条件で、防災公園の事業はスタートしたという経緯があります。
ならば、総合保健センター跡地売却相当額を決算で発生した剰余金から整理するのが筋だろうと厳しく指摘をしたわけです。
これがすんなり今回実施されることになったわけです。私は財政の目線を常に忘れずに厳しく河村市長と対峙してきましたが、批判は批判としてきちんと受け止め適切に予算化する当たり、河村市長の「聞く力」をきちんと肯定してあげたいですね。よくぞ決断なされました。
補正予算案全般で見ると、自己満足レベルの周年行事は気に入らんが、し尿処理施設整備にしろ、総合保健センター用地分の債務を返済にしろ、私が主張してきたことをきちんと取り上げて、財政的にも無理をしないというメッセージと受け取りましたので、評価をしたいと思います。
さて、今日の議会運営委員会で、即決付託につき次のように決まりました。議案概要の番号で書いておきます。
＜即決＞
1)2)7)12)
＜総務→12/9＞
9)、国保以外の補正予算
＜厚生→12/10＞
3)4)10)
＜まちづくり環境→12/11＞
5)6)8)
まずは一般議案です。議案概要はこちらをどうぞ。
議案本体はこちらをどうぞ。
以下、議案概要の番号順に説明します。
1)→職員の勤勉手当を0.05月分アップです。アップ分は課長や部長も全く同じです。
三鷹市の場合給料表につき東京都に準じている実態があり、今回都の人事委員会勧告に準じて変更するものです。期末手当と勤勉手当は別の次元です。前者は規定通り払ういわば固定費のようなもので、後者は人事査定などにより実際は違うというケースはよくあるようです。議案概要にあるように課長職と部長職は最初から厚みがありますが、これは役職加算のようなものとお考え下さい。んで、実際に加算通りに支払われるかが査定により異なるというわけです。この意味で、実際は能力給みたいな状況になっているとみてよいでしょう。
なお、今回は市長や我々議員の分のアップは見送られました。つまり議案になっていません。これは河村市長の英断といってよいでしょう。よく決断しました。
なぜ我々サイドは上げないのか？聞きたいのはやまやまですが、そもそも「議案になっていないものをなぜ議案になっていないのか」と、別の議案に関連付けて質問すること自体おかしいと私は考えたので、特に質問するつもりはありません。
2)→例年行事です。安くするのを続けるよということです。
3)→日本無線跡地に新たに学童新設、またむらさきこどもひろばのスペースを活用して新たに四小学童Bとして新設です。
4)教育センター内に新たに児童虐待対応の子ども家庭支援センター新設です。
5.7)要するに法律改正により該当する条例の文言を変えるというだけです。私がよく言っている自動改正という話です。この手の話は当該法改正が適切だったかとなりがちですが、三鷹市議会は国会ではありません。
6)都の条例整備に伴い、矛盾する部分を削除というだけの話です。
8)これはなかなか面白い案件です。水洗便所普及の助成措置がまだあったこと自体が驚きです。
9)入札不調に伴う随意契約の発生です。
10)学童指定管理者選定です。新たにできるこでまりにつきなぜ非公募だったかが問われる案件です。
以上が一般議案です。10)のこでまりの非公募につき納得できる説明が委員会であるかどうかが焦点ですね。それ以外は特に問題はないでしょう。
次に補正予算案です。総括表はこちらを。
総括表がわかりやすいので個別に書くのはやめにして、気になる点、整理しておくべき点のみの紹介とします。
・バスラッピングだの動画放送だのありますが、そもそも市制施行の周年行事自体に私は疑問を感じています。
人は一か所に留まりません。進学や転勤など三鷹が中継点でしかないケースはよくあることです。にもかかわらず、税をとり使う側が「70周年！」と騒いでも、大半の市民からは「はー、そっすか」でおしまいでしょう。税をとり使う側の自己満足でしかないのです。私は正直こういうのは嫌いですね。
・学校施設長寿命化につき計画を立てる予定だったのが、それをやめて他のコミセンなどと合わせて一斉に「防災上重要な公共建築物」として調査することは歓迎要因です。
ここで大切なことは「公共建築物」という概念です。駅前再開発はURの関連のものであり、今回の公共建築物の調査結果が判明するまでは駅前の話は内部の調査検討のみにすべきではないかと考えています。でないと、公共建築物は後回しという批判が出かねないからです。このあたりは議論になるでしょうね。
・民生費の中に南浦小学童の件が載っています。これは一中の空き教室を使うようですね。先に教育センター内に子ども家庭支援センターという話を書きましたが、河村市長と教育長のやりとりがスムーズなのが想定できますね。
・旧第二体育館解体ですが、新たにし尿処理施設整備の旨話がありました。今年度の当初予算の賛成討論の際、し尿処理施設整備を急ぐようにと主張した私からはもちろん歓迎要因です。
・さらに市債償還です。9月に総合保健センター跡地に休日診療所の話が出たときに、私は厳しく指摘しました。
もともと、社会教育会館跡地、総合保健センター跡地、井口特設グラウンドを売却して元気創造プラザ事業に債務に充てるという条件で、防災公園の事業はスタートしたという経緯があります。
ならば、総合保健センター跡地売却相当額を決算で発生した剰余金から整理するのが筋だろうと厳しく指摘をしたわけです。
これがすんなり今回実施されることになったわけです。私は財政の目線を常に忘れずに厳しく河村市長と対峙してきましたが、批判は批判としてきちんと受け止め適切に予算化する当たり、河村市長の「聞く力」をきちんと肯定してあげたいですね。よくぞ決断なされました。
補正予算案全般で見ると、自己満足レベルの周年行事は気に入らんが、し尿処理施設整備にしろ、総合保健センター用地分の債務を返済にしろ、私が主張してきたことをきちんと取り上げて、財政的にも無理をしないというメッセージと受け取りましたので、評価をしたいと思います。
さて、今日の議会運営委員会で、即決付託につき次のように決まりました。議案概要の番号で書いておきます。
＜即決＞
1)2)7)12)
＜総務→12/9＞
9)、国保以外の補正予算
＜厚生→12/10＞
3)4)10)
＜まちづくり環境→12/11＞
5)6)8)