三鷹市議会 令和元年第1回臨時会 | 半田伸明のブログ

三鷹市議会 令和元年第1回臨時会

5/21から3日間、三役人事をはじめとする各種人事を決めるための臨時会でした。

三役は、
議長:石井良司さん(自民)
副議長:粕谷稔さん(公明)
監査委員:岩見大三さん(民主)
となりました。

大会派だった自民が分裂し、新たに令和山桜会という会派が誕生しました。人数では最大会派となりました。
しかし、三役では令和山桜会は選ばれず、以前の自公民体制よろしく順当に選ばれました。

三役のほか、委員会をはじめとする各種割り当てもありました。自民分裂に伴い、この臨時会は毎晩遅くなるなぁと覚悟していましたが、蓋を開けてみればサクサク進んだので、本当に良かったと思います。

臨時会最終日の今日に、市長から副市長人事の議案が上程され、賛成全員で可決されました。
臨時会で副市長選任の議案が出てくること事態が異例です。普通は6月議会です。
しかし、副市長辞任に伴い空席となっていること、及び万が一市長の体調が悪化した場合職務代理者となるわけですが、副市長がいないならままならないことを考えると、このタイミングでの選任はなるほどなぁとは思いました。
河村市長の体調の懸念さえなければ、この副市長人事議案は私は一言問題提起していたと思います。

さて、6月議会以降本格的に始まるわけですが、現時点では少数与党になる気配が濃厚です。
令和、公明、都民ファーストが与党化するのかな?とみていますが、これも未知数の世界です。

私は与党野党関係ない第三者ですが、このような少数与党体制という不安定な状況下では、今までのようにはいかないだろうなぁと考えているところです。
補正予算をはじめとして、仮に否決連発となるなら、大変な事態になります。
とはいえ、大きな選挙直後ということもあるので、お互いの立場というものもあるでしょう。

つまり、各会派のメンツを保ちながらも安定した市政運営という、とてつもなく困難な課題に直面しているわけです。

議案審査は今までと同じく、良いものは良い、悪いものは悪い、の姿勢で変わらないわけですが、その上で全体を見渡しながら「全体最適」を考えていかなければなりません。