【半田は考える】7.2025年8月までの政治の枠組みはどうあるべきか? | 半田伸明のブログ

【半田は考える】7.2025年8月までの政治の枠組みはどうあるべきか?

前回は、2025年8月にやってくるであろう、日本の財政破綻に向けての姿勢として、「今のうちから、大胆に支出を減らし、つまり現時点から大きな痛みを感じながら、破綻に備えるべきである。」ということを書きました。

【半田は考える】6.2025年8月(日本の財政破綻)をどのような状態で迎えるべきか?

このように、財政破綻は避けられないと考える私からするならば、今のうちから大胆な歳出削減を行うべきとの結論になります。この考え方は、私のモットーである「未来の子どもたちに借金を残さない」という姿勢にも当然ながら繋がって行くものです。

この考え方を前提にした場合、政治の枠組みはどうあるべきなんでしょうか?
上記リンク先をご覧下さい。2つの選択肢を示しました。実は、これは政治の枠組みにも繋がる話なのです。

私達は政権交代という歴史的な体験をしました。半田は政権交代よりはるか前の2005年の時点で、当時の三鷹市の大借金予算案に反対姿勢を貫くべく、民主党を離党したわけですが、そんな半田でも政権交代に興奮し、上記リンク先の記事にある、選択肢の1)の可能性が出たと喜んでいたのです。しかし、現実はどうでしょうか?

民主党は、政権交代後、様々な政策を打ち出しましたが、私の目から見てやはり自民党と変わらなかったのです。つまり、「やる」ことに重きを置いていたのです。これは正直に申せば、意外でした。ガソリン値下げ隊などに代表されるような、あの姿勢はどうなってしまったのか?大胆に歳出削減が進むかと期待したら、気がついたら増税政権に変わり果ててしまったわけです。この時半田は大きな失望を覚えました。「あぁ、やっぱりこの国はどの政党が政権をとっても変わらないのか…」と。

その後、民主党政権は崩壊し、もとの自公政権に戻りました。違いがあるようで、私の目からは違いはないのです。「やらない」ではなく「やる」ことに重きを置いている段階で、私の目からは上記リンク先にある選択肢の2)にしか見えないわけです。

半田は1)の発想の政党の出現を望んでいますが、いわゆる第三極というところも景気対策に重きを置いている部分も見受けられますので、現状は悲観的に見ています。

政界再編という言葉がありますが、政界再編自体が目的になってしまっているようでは話になりません。この時点で、結いの党にも期待できないということになりますね。

重要な事は、どういう問題を、どういう視点で考えるかなのです。私の頭には財政破綻の事がありますので、政治の枠組みとしては上記リンク先にある選択肢の2つが軸になるべきだと考えているようです。

今回の結論は次のようになります。
「財政破綻を迎えるまでの政治の枠組み、すなわち政界再編は、今のうちから歳出削減を大胆に行うか、それともその逆か、の視点から考えるべきである。」