本日、ザ・ハプニングス・フォーの最新アルバム(新作ではない)が発売になった。
“ハプニングス・フォー”と聞いてすぐに曲とセットで思い出せるのは相当な音楽人か、はたまた知識自慢の変人(僕は後者)ではなかろうか。
それ程に玄人好みなバンドというか、悪く言えばポピュラリティーに欠けるところがあった。デビュー時期がグループサウンズブームの中にあったために、その括りで見られてしまった所も正当評価から遠ざけている一因だろう。
さて、本アルバムのリリースの経緯を説明すると実は自分たちのイベントがきっかけであった。
僕とサミー前田氏(レコード会社ディレクター)で昨年から不定期で開催している『半田健人のGS!GS!GS!』というトークライブがあるのだが、そこで湧き上がった話が発端だった。その回はハプニングス・フォーからボーカルのトメ北川氏とドラムスのチト河内氏にお越し頂き、最近になって新たに発掘された音源を両名と試聴した。その音源の内容に驚愕した僕らは是非フルサイズで商品化できないかと目論んだ。そうしたところ、現場に来ていたディスクユニオンの矢島ディレクターが快諾。この度の発売に至ったわけである。
自分たちのイベントをきっかけとして一枚の新しいCD作品が生まれたことを喜ばしく思う。僕はこういうことをしたかったのだ。
世の中にはこうした個人所有で眠ったままの音源がまだまだあるのだろう。そう考えるだけでワクワクが止まらないではないか。もちろん商品化にあたっては権利の概念が伴うが、風化してしまう前に出来るだけ多くのものをデジタル化し世に残しておくべきだ。
余談だが、本作のマスタリングエンジニアの中村宗一郎氏は僕のシングル『justiφs』でもお世話になっている。その時はマスタリングに立ち会わなかったため今回が初対面となった。中村氏は坂本慎太郎氏をはじめ多くのロックアーティストから信頼のあるエンジニアだ。スタジオに吊るしてあった中村氏私物の68年製のテレキャスターを多くのミュージシャンが狙っているといると言う笑。僕もマスタリング中ずっと触っていたが、あれは名機です…68年のテレの印象が変わりました。買取MAX‼️笑
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『1969年10月東京』というタイトルは凄くセンスが良い。中身もセンスの良い音楽が入っていますので、ひとつよろしくお願いします。
(今年7月・神楽坂ソシアルクラブにてクニ河内氏と)
〜半田健人ライブのお知らせ〜
12月21日、ライブを開催します🎤
『半田健人LIVE〜スライディング•ドアーズの奇癖』
場所・ラドンナ原宿
開場・18:00 開演・19:00
料金・前売り7500円 当日8000円(全席指定)
今年最後のライブとなります
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半田より。