令和元年大晦日です。


‘今年も色々な事がありました’や‘一年早いな〜’以外の書き出しは無いものか…


ありますよ。




「みんな、アリガトーーーーーウ✨🙇✨」




いや、ほんとに。
今、平和な気持ちでこうしてブログを書いていられるのも様々な‘アリガトウ因子’の恩恵だと思っています。
ずっと応援して下さる応援団の皆さん、日々仕事を円滑に進めて頂いている事務所の皆さん、ハッとするような言葉で僕に人生ヒントを下さった大先輩の方々、故郷からいつも気にかけてくれる両親、夜食提供のセブンイレブンさん…挙げたらキリがない程、自分は一人では生きてないんだなぁと実感してしまいます。



人間って温かい、熱い!って思える自分は今幸せの中にいる証だと思います。



ならば!
それをパフォーマンスに変えて皆さんに還元したい!



届けたい‼️‼️🚚💨



この思いこそが、来年の僕の道しるべです。




着いてきて下さいね!🤝




それでは皆さん、良いお年を👋








…って、僕のブログがこんな短文で終わるわけがない😬ニコッ



先日の忘年会のまとめ始めるよーー🖋



『第一回オレコード大賞 そして忘年会』

昨年末本ブログにて書き綴ったプロトタイプオレコード大賞のライブ版とも言える今回の催しでしたが、予想通りというか案の定というか余談に花が咲き時間も押せ押せな会となってしまいました。

頂いた‘お悩みごと’も全回答出来ず申し訳ない!
次回に持ち越させて頂きます🙏



さてさて、受賞作品をさらっておきましょう。



〜良音賞〜
『ザ・タイガース/ザ・タイガース・フィナーレ』
(選定理由)
録音技術黎明期ならではの実験的試みが行われたと予想される音質。それが結果として妙なロックぽさを生んでいる。日本最初のロックバンドはどれなのか論争に半田が一喝!
「はっぴいえんど?違うね。タイガースですじゃ!」




〜プスッとおもろい賞〜
『清水ミチコ/幸せの骨頂』
(選定理由)
こちらもライブ盤。清水ミチコさんのモノマネは品が良い。ここに登場する‘被害者’は軽傷どころか怪我の功名とも言えるかもしれない。コント「謎の中華三昧」を聴き終える頃、知らぬ間にアグネス・フィーフィー・ジュディの魅力を再認識している自分に気づく。




〜洋楽賞〜
『テレサ・テン/少年愛姑娘』
(選定理由)
日本デビュー前の本国でのアルバム。収録曲「愛的世界」は迷曲。何かにすごく似ているのだが決定打となる結論が出ずにムズムズ感が半端ない。テレサ盤に限らずこの時代の中華圏歌謡(台湾、香港、シンガポール録音)に必ず入っているオルガンの音色は日本やイギリスと解釈が違っていてクセになる魅力に満ちている。




〜デュエット賞〜
『陳秋霞(チェルシア・チャン)/原版電影挿曲』
(選定理由)
日本デビューも果たしたチェルシア・チャンの本国版アルバム。数曲がデュエットモノで構成された本作の収録曲「ONE SUMMER NIGHT」は絶品。メロディや相手男性の声質など個人的には完璧の作品である。相手が見つかれば是非カバーしてみたい名曲。




〜編曲賞〜
『川島なお美/ハロー!』
(選定理由)
A面がカバーで構成された川島なお美さんのデビューアルバム。その中の『ルージュの伝言』の編曲(高田弘編曲)は原曲を上回る出来合い。大きく変えている部分はないのだが、ベースを8分で刻むだけで随分と印象が変わっている。なによりなお美さんのボーカルがキュート。ある意味‘歌唱賞’にも匹敵か?




〜なぎら賞〜
『葛飾にバッタを見た』
(選定理由)
ご存知、なぎら健壱師匠にだけ与えられし賞。秋になるとどうしてもフォークが聴きたくなる。しかしそれはニューミュージック寄りの商業フォークではなく‘本物のフォーク’だ。今年も涼しくなった頃よくこの盤を聴いた。来年もきっと聴いていることだろう。




〜意外と美声賞〜
『シャネルズ/ライヴ・アット・“ウィスキー・ア・ゴーゴー”』
(選定理由)
そんななぎら師匠のご紹介で通うようになった眼鏡店店主のゴリ推し盤から。ここで言う美声賞の受賞者はマーチンさんではなく収録曲「フールズ・フォーリン・ラブ」を歌う桑マンさんである!トランペッター&コメディアンの印象が強い桑マンさんの甘く切ない歌声にはやられた。人の勧めをきかない自分が、思わずこのLPは翌日探しに行った程だ。




〜売れなさ賞(そう)〜
『Jガールズ/コンプリートシングルス』
(選定理由)
なんとも不名誉な賞のように思われがちだが、僕の趣味としてはドンズバモノ。Jガールズとは昭和44年にデビューした姉妹グループである。案の定人気は得られず数枚のシングルを残し解散に至ったが残された音源は実に時代の鏡のような楽曲ばかり。今この手の歌を再現できるとしたら阿佐ヶ谷姉妹さんくらいであろうか…




〜カバー賞〜
『SHOW-YA/Glamorous Show〜Japanese Legendary Rock Covers』
(選定理由)
SHOW-YAが日本のロックバンドの名曲をカバーしたカバーアルバム。収録曲「紅」を聴いて驚いた。元来のXファンである自分にとってはXをカバーする行為自体が無謀な挑戦だと決め込みどれも納得はしていなかった。しかし恵子姐さんだけは違っていた。説明不要。まず聴いて欲しい。そしてその‘倍音’に酔いしれて欲しい。




〜顔賞〜
『相本久美子/真璃子/刀根麻理子』
(選定理由)
音楽ではなく個人的に‘今年良いと思った顔’をノミネート。人の好みは変わるもので、以前の自分では発想に無かったお三方から。共通点はショートカットであった。色々あり大賞は相本久美子さん。




〜五郎賞〜
『野口五郎/GORO ON STAGE』
(選定理由)
当日は大トリ企画として出し惜しみしていたら、なんと時間が押して出せず仕舞いになってしまった五郎さんの為だけの賞!
今年は五郎さんのステージを拝見させて頂き‘ライブな五郎’の魅力にどっぷりハマり今現在も抜け出せる気配がない。スタジオ録音盤とはまた違った、ある意味五郎さんの真骨頂が味わえるのがリサイタル盤。その中で何故この盤なのか?それは五郎ファンの皆さんの黄色い声援のミックスバランス。歌が所々聴きづらい程の歓声のボリュームはまさにあの日の杉並公会堂を再現しているのではないか。当時を体験出来なかった自分にとっては貴重な疑似体験資料なのである。名盤。





以上のようなノミネート作品が物語った今年の半田の音楽史。
その他たくさんの新しい音楽(年代は見事に昭和)に出会い、たくさんの刺激を受けました。それが来年度の自分の作り上げる音楽に影響をもたらすことでしょう。

また今年の財産としては「歌うこと」の原点を見つけられたこと。

技術的なことの追求ばかりしていた僕の歌が来年はきっと変わります。

多分ライブ毎に変化を感じて貰えるんじゃないかな。それは変えていくのではなく、自分でも未知の次元への挑戦が始まったということです。だからどうなっていくかは自分でも予想できません。

でもひとつ言えることは今までより絶対いいよ!
これは感じてもらえるはず。いや、感じさせます👊

そのためにはライブの回数も増やさねばね!


色んなところで歌って行きます。歌いに行きます。

そんな半田健人を今年も支えて頂き本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します🙇🙇




それでは皆様…良いお年を。





2019.12.31
半田より。