今年も幾度かライブをやらせて貰ってきましたが、その中でもシリーズ化に成功した『健人の部屋』は大きな存在でした。


二幕に分けて一幕ではまるで某長寿番組のごとくゲストとトークショーを行い、二幕で僕の歌のステージというわけです。

そもそもはビクターディレクターK氏のフラッシュアイデアによるものでしたが、始まってしまえばこれが定番化し、自分でもしっくり来るものへと成長しつつあります。

このシリーズは今後僕の音楽活動の柱の一つとして存在していくことでしょう。




さて!
そんな第三回『健人の部屋Ⅲ』のレポをまとめておきましょう!





第一回ゲスト・村上幸平さん、第二回ゲスト・芳賀優里亜さんに続く第三回のゲストは歌手・水木一郎さんでした‼️

大御所登場です🙇



経緯は9月に開催された『気仙空想文化祭』での久々の再会で音楽談義に華を咲かせたことに始まりました。
水木さんとは以前、テレビ番組『東京フレンドパーク』でご一緒したのですが、この時はバタバタとしていてあまり音楽の話も出来ず💦

改めて色々とお話を伺ううちに意気投合し、早々にゲストとしてお越し頂くはこびとなりました!



そしてなんと僕のオリジナル曲を歌って頂けるというじゃありませんか🙏✨

その歌とは気仙空想文化祭で僕が歌った未発売の楽曲、『危ない橋を渡るな』という歌。一聴して水木さんが「これ、おれ歌いたいよ」と申されたので僕も即座に乗っかり、



「登録してないので僕の意思で差し上げます!」



商談成立🙋‍♂️



てなわけで、今回のライブで水木一郎さんよる『危ない橋を渡るな』が披露されました。




水木さんの直感通り、凄くご本人に合っているように思いました!
機会をみてレコーディングしたいなぁ!🎤



更に更に歌って頂いた曲はそれだけに留まらず、なんと、
私の主題歌『ジャスティ・ファイズ』も披露して頂きました‼️


僕なりのせめてものおもてなしは水木さん用、すなわち‘アニキ用’に楽曲をカスタムするこでした。
全く新しい解釈の編曲を施し、さも以前からアニキのレパートリー楽曲であったかのような錯覚を演出して差し上げる…笑


ただ一つ問題が…
お客さまの中には当曲の作曲家である佐藤和豊先生もお越しでしたが、無許可で新編曲をしてしまいました🤦‍♂️

優しい佐藤先生、終演後「良かったです!」と言って頂けました!いつもすいません😓




このようにご本人がどのようにお感じになったかはさておき、本ライブのために二曲もレパートリー外の歌を覚えて来て頂けたことには本当に感謝しかありません。
逆の立場に僕が立たさればかなりプレッシャーになるはず…でもそこを引き受けて下さったアニキの心意気と気持ちは一生忘れません!

歌手にとっての一曲の重みは他とは違います。


歌えるでしょうから歌って下さい、ではないのですよ…断じて。





そしてそして、アニキと言えば❗️


「ゼェーーーーーーット‼️」でおなじみのマジンガーZもご披露頂きました!
意外とこの歌でのデュエットは今までにはなかったケースだったようで…!

アニキの隣でマジンガーを歌う貴重な体験をさせて頂きました🙇




今年はなにかと‘再会’に恵まれた年でありました。
ただ再会しただけでなく、より深いご縁に発展し新しいものを生み出すことにも繋がっていきました。

この感覚はとてもエモーショナルです。

来年は頂いたご縁で新しいものを沢山作って発表することを目標にしようかな!


水木一郎アニキ‼️ありがとうございました✊
来年もよろしくお願いします!





さてさてさて…
ここまでが前半のレポですよ。
いつも短文、淡白につきご迷惑をおかけします。

ここのところオープニング曲の定番となりつつある『三発ジェット』(売ってません)。
イントロ前のエンジン音のSEが導線移動に便利なのです。

この辺りを計算して作ってしまう私に自分で太鼓判を押してあげましょう💮



しかし!



今回はそれだけではありませんでした!
いつ何時、私がどんな歌を歌いどんな演出をしようが温かく(黙って?)見守ってくださる皆様に混じり僕にとってはとんでもない方々が客席には座っておられました🙇


左から
・田中清司さん(元・大野克夫バンド、歌謡曲レコーディング数1万曲のスタジオミュージシャン、ドラマー)

・馬飼野俊一先生(総編曲数1万二千曲!昭和歌謡界きっての編曲大魔神)

・半田(仮面ライダー)

・林哲司先生(ラジオ『昭和音楽堂』でご一緒すること12年。1984年度セースル日本一に輝いた稀代の作曲家)




……




このような審査員?の方々を迎えてのステージだったわけで…


この環境を中学生だった頃の自分に知らせに行きたいですよ。
でもきっとこう言うんです、あいつは



「あ、やはりね👌くれぐれも失礼の無いように引き続き宜しく〜」



とね。



決めてましたから。
編曲は馬飼野先生に直に学べる関係を築く、
作曲家の先生と何かしらの番組を持つ、
五郎さんや百恵ちゃんのレコードで演奏している人に自分の作品を演奏してもらう


全部決定事項のように妄想しておりました。なので俳優として業界に入ってからも嗅覚は常に音楽業界へ向いており、前々事務所社長である故・久世光彦さんのお茶くみをさせて頂いた時にワザとあざとく都倉俊一先生の話を振ってみたら…


数日後会えました(;゚Д゚)))
運がいいですね!


これファイズ中の話です。撮影すっぽかしてでも会いに行きたかったですからよく覚えてます笑(ポカしてませんよ)




話が外れましたが、そのくらい僕にとっては特別な存在の‘音楽神’の方々なのでした。




ライブ写真をまとめていくつか

この狙ってないブレかたは当時のジャケ写に有りがちでよいネ!

近頃はこの表情を‘引きこさせる’ような楽曲が少ない。歌謡曲なら鼻の穴見せないとな!

君が美しすぎてみたいな歌こと『ぬれた瞳』の転調ブレイク時はポーズも五郎さんをコピー

こいつ楽しんだろうな〜。

今回、髪型の自己採点が高いんですが如何かな?

オマケ。リハから一枚

コアな僕のファンの方は気付かれたことでしょう。ある‘違和感’に…



そう…



マイクがおかしい‼️
てか、そっちが普通!



そうなんですよ、今回は会場機材のものでやってみました。

いつも50年近く前のマイクばかりでやっていましたが、ふと気になったんですよね。

今の機材を試しもせずにビンテージにこだわるのってどうなんだ?と



結果はね…良かったです笑



そりゃそうですよね、電化製品が進歩してないはずはないのですから。


ワイヤレスのやりやすさは以前から感じていましたし、指向性の広さや感度もやはり今モノの方がうまくは出来ています。
歌を歌うとき、口とマイクはできれば離したいんですよ、余計なローと息を拾うので。
その辺の問題は昨今のワイアレスタイプを使用する事で解決しますね。

プロの歌う姿でたまに物凄くマイクを離して歌われてる方がいますが、あれは一概に声量があるからとは言い切れません。
大半はマイクの性能によるものです。

ただ本当に上手い人はマイクの‘使い方’も上手いんですよ!
五木ひろしさんのマイクの使い方は非常に勉強になります🙇

もちろん五郎さんも❣️



ただワイヤレスタイプはやはり見た目(衣装の一部とも考えてますので)が好きになれないかなぁ笑

なので次回はまたSONY様に戻るかもです。





セットリスト載せておきまーす。

 一幕
1.危ない橋を渡るな/アニキ、半田


 二幕
2.三発ジェット
3.東京タワー
4.乙女花
5.君が美しすぎて
6.君が美しすぎてみたいな歌‘ぬれた瞳’
7.悲しい色やね
アニキさん再登場
8.マジンガーZ/アニキ、半田
9.ジャスティ ファイズ/アニキ、半田
アニキさん退場
10.戦うこたえ~東映非公認仮面ライダー555新テーマ~

アンコール
11.センチメンタル


実はもう少し歌を用意していたのですが、押してしまいまたしても消化できず笑

これ初回の健人の部屋でもやってまったんですよねぇ…
アニエスさんのとこに譜面はあるのでまたいつかやりましょうか🎤



そうそう!アニエスさんのピアノ本当に素敵でしょ??
演奏だけじゃなくお人柄や解釈も勘がするどいので助けられまくっています。
アニキも絶賛でしたね!

来年も是非とも宜しくお願いします🙇
『アドロ』をやりたいので今から言っておきます笑
キーは五郎さんと同じでお願いしまーす🎼






と言ったようなわけでありまして、第三回『健人の部屋Ⅲ』もお集まり頂いた皆様のお陰を持ちまして無事成功に終わりました。


僕はブログではこだわりポイントばかり書いていますが、こんな戯れ言を書いていられるのはまず来てくれるみんなが居てのことなんですよ!
みんなが来てくれなければそもそもブログにもならない笑

いや〜、感謝しています。本当に。



ありがとうございます😊



年内もう一回くらいは何かやりたいんですけど、今からじゃ難しいかなぁ〜…



あ、ゲストとしてですが12月20日に楽曲提供させてもらったマリアンヌ東雲さんの

『マリアンヌ東雲性誕祭』
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/131492

なるイベントにゲストで行ってきます〜。

ここでしかあり得ない曲を歌わされる(失礼!)と思いますので宜しければ笑




一年を締めくくるコメントとしてはまだ気が早いですが残り少なくなった2019年、令和元年を思い残すことなく走り切りましょう!



また‘オレコード大賞’の今年版も書かなきゃね💿




ではでは〜。




半田より。