この度発売されました、マリアンヌ東雲さんのソロアルバムにあたる『MOOD ADJUSTER』。
このアルバムでは二曲ほど提供という形で参加させて頂きました。(『ガラスの時間』『裁かれる者たちへ』)



細かい経緯などは僕の口からというよりはマリアンヌさんの取材記事をご参考になさって下さいませ。
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簡単に話しますと、アルバム制作にあたり夏前に深刻な曲不足だと聞きつけまして。
元来作家願望がある身と致しましてはジッとしておれず、厚かましくも僕の歌を歌って頂くはこびとなりました。

マリアンヌさんとは昨年の渚ようこさんを偲ぶ会にて再会したのですが、思えば僕の作家デビュー作ならびに初提供者はようこさんでした。これが二十二歳の時。
そして今回の件もいわばようこさんのご縁で持ち上がったお話。不思議なものです。



本作はバンド・キノコホテルのフロントマンであるマリアンヌさんが、バンドでは‘やらない’ような楽曲に取り組んだ実験作要素の強いものだと感じます。
御本人によるプログラム入力+サウンドディレクター松石ゲルさんのタッグで仕上げされた音はモチーフ年代不明のオリジナリティに富んだもの。僕も今回はアレンジには一切の口出しをせず、お二人の解釈を楽しむかたちで歌に命が宿る瞬間を見守らせて頂きました。
結果、自分からは絶対生まれないであろう音を纏いこうして一枚のアルバムに納められたことを嬉しく思います。



ヒットチャートが目まぐるしかったひと昔前と違い、今は発売から数ヶ月が作品の寿命ではありません。半年、一年、数年はたまた数十年かけて熟成させて行く売り方もまた現代的なのかなと。



このアルバムが一人でも多くの方に届きますように。




半田より。




マリアンヌ東雲・ニューアルバム『MOOD ADJUSTER』
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https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A026553.html?xm=3590&xr=43



12/8・半田のライブ『健人の部屋Ⅲ』
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http://livingroomcafe.jp/event/kentonoheya3

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