昨日は仮面ライダー555劇場版『パラダイスロスト』のリバイバル上映に合わせて'恩人'白倉プロデューサーと壇上に上がらせて頂きました。
封切りから16年も経った今、こうしてまたスクリーンで上映頂けることには感謝しかありません。
役者人生において'ヒット作品に出演する'という事と'当たり役に出会う'事は別の意味があります。
前者は運の要素が強いですが、後者は自分の素材がもたらす言わば必然性のようなもの。
自分にとってのファイズという作品はまさにそうだったのかな、と16年を経て改めて実感に変わって来ています。
それも全てその'素材'を見抜いて下さった白倉プロデューサーの目のお陰であることは言わずもがな。白倉さんがおられなければ今日の半田は居ないわけです。
平成仮面ライダーと言われたシリーズも気がつけば昭和シリーズを上回る作品数となり、その平成もまもなく次の年号へ引き継がれていきます。
数多くの新人俳優を輩出し、またライダーファンの期待に応え続けていく作品生産には見えぬ苦労が絶えないことだろうと思います。
昨今の放送倫理の観念から従来では許されて来た表現も、今では自粛を余儀なくされてしまうことに製作陣も頭を悩ませていると白倉さんもおっしゃっておりました。
フィクションはフィクションだと目をつぶって観てもらえたらという思いはあるのですが、難しい課題となりそうです。
なにせそれぞれが一人一人の'正義'を持っている以上、統一した正義など永遠に生まれませんから。
正義に基づいた'クレーム'なのかもしれません。
だとすると正義の価値って何だ?
自分の思い通りにする事が個人レベルでいう正義なら、そんなもの大したものではなさそうですね。
仮面ライダーは悩んでしまいます。
話が難しい!
やめましょう。こんな話題は。
衣装は最近よく着させていただいてobeliskさんの物。このチャックが高いんですと!
最近あまり「チャック」って言わないよね笑
・ジャンパー→ブルゾン
・ジーパン→デニム
・野球帽→キャップ
・オーバー→コート
・衣紋掛け→ハンガー
等々…
20日には関西でもリバイバル上映があります!
両親も喜んでいます。
白倉プロデューサーに伝えておきました。
「クリーニング屋役ならいつでも出る準備がありますので…」と。
半田より。