お疲れ様です。競泳4回の川口です。
ついに引退ブログを書く日が来てしまいました。
これまで当たり前のように届いていた次の日の練習メニューやみんなの練習タイムがLINEにあがってこなくなり、少し寂しいです。
今年に入ってからは特に月日の流れが早かったですが、それだけ充実していたんだと思います。
拙い文章になりますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
◯大学水泳振り返り
1.入部
僕は1回生の2月に入部しました。4月にも入部をを考えて、新歓にも行きました。でも、早起きしんどそう、体育会は忙しそう、なにより水泳の練習がきついことは十分理解していたので、大学でもその練習をしていく覚悟を持てませんでした。そのときは楽な生活を送る方を選んで、入部しませんでした。
でも目標もなく日々を過ごしていると、自分が怠けているように思えて嫌になりました。何にも挑戦していない自分に物足りなさを覚えました。なにか目標定めてコツコツ取り組めることがほしいと考えるようになったときに、自然に頭に浮かんだのは水泳でした。気づいたら泳ぎたくしょうがなくなっていました。そのときに生半可な気持ちではなく、本気で打ち込むことを決意して入部しました。
2.烈華
入部して2週間で、鈴鹿合宿に行きました。いきなりですが、50×9×3オールハードを全部バッタでやりました。さすがに死を感じました。ただポジティブに捉えると、このおかげでいつでもバッタを泳げる精神が身についたと思います。
声をかけあう姿も、懸命に練習する姿も、大学水泳のなにもかもが刺激的で、輝いて見えました。入部して良かったとすぐに感じました。
合宿が終わってからも毎日楽しかったです。練習で何度も死にかけているのに、きついより楽しいが勝ちました。頭が悪いですね。
そして、2バタに出場するようになりました。初レースは前半から突っ込み、最初の50mを30秒、次の50mを39秒かかって泳ぎました。良い思い出です。たぶん本当に頭が悪かったです。
運良く3面が空いており、なんとか団権を切ることができました。ペース配分から泳ぎ方までわかりませんでしたが、この頃たくさんアドバイスをしてくれた先輩方は優しくてかっこよかったです。感謝しかないです。
3.和爛
前シーズンからかわって、悩むことが多くなりました。S1をバッタにする先輩がいなくなって不安でした。(ミドロンと2バタの二刀流の方はいました、あすあす!)
とはいえ僕も引っ張っていかないといけないと思いつつ、でも自分もフォームにも体の使い方にも体力にも課題が山積みだしなと複雑な気持ちでした。なんならゆうしとなおきの方が速いし僕の方が聞きたいくらい。
とにかく練習して考えました。でもレースでうまくいくことは少なかったです。頭ではわかっていても、カマキリになりました。もどかしかったです。
たまにペースもフォームもハマってタイムが出る瞬間があり、気持ち良くなっていましたが、1年振り返ると喜べる機会は少なかったです。
4.百尺敢闘
あっという間にラストイヤーになりました。スイム練が多いですが、陸上で水泳のことを考える時間が増えたなと思います。例えば、練習の振り返り、ストレッチ、動画を見返すことです。
もともと体がかたいのでストレッチはかかさず行いました。胸郭はバリカタからカタイくらいになりました。文字に起こすと誤差みたいですが、1年前の動画比べると全く違いました。ようやく背中が回ってきました。
全国公は大学水泳でちょうど30回目の2バタでした。レース直後は、もう2バタ出ることがないのかという少し寂しい気持ちもありつつ、やりきったなという気持ちでいっぱいでした。たくさん声援が聞こえました。ありがとうございました。
レース終わった後ダウンプールへ歩いていくと、りおがお疲れ様でしたと涙目で言ってきたので、ちょっともらい泣きしました。泣くつもり全然なかったので、悔しいですね。まあ2年半本気で打ち込めた証拠でしょう。
結果につながらない時もあったけど、その過程が自分で誇りに思える日が来るだけで意味があったなって思います。
まとめ
1.05.37(23'春短)→59.37(25'金沢)
2.34.85(23'春短)→2.18.34(25'春短)
1.07.46(23'CS)→1.01.93(25'CS)
2.39.10(23'CS)→2.25.08(25'関カレ)
◯伝えたいこと
僕があんまり競泳について伝えられることはないですが、常々感じたことを書こうと思います。
・競泳は100%自分の体が資本である
どういうことかというと、競泳の性質上、自分の体そのものが土台であるということです。
だから、体の柔軟性や体幹はもろに競技に影響しました。ストレッチや体幹はスイム練に並ぶくらい大事です。
スイム練の前後にストレッチと体幹するとか、家でストレッチするとか、あんまり効果ないと思うなら新しいものを取り入れてみたり、アレンジしたりが必要です。いずれにせよ+αの自発的な取り組みをして、それを積み重ねることができれば、競泳を助けてくれるでしょう。1日10分取り入れるだけでも、1年続けると3650分で60時間になります。もはや別人です。
体調やメンタルももろに競技に影響しました。だから食事も睡眠も大事です。ぎくっとなった人は、もっと大切にしてください。
ミンティア主食ですブイブイ〜✌️
レース前に食べ過ぎましたテヘッ😉
ではいけません。
以上より、ストイックになりすぎるのも良くないですが、自分の体には常々向き合うことの大切さは感じました。
・モチベの保ち方
誰にでも気持ちが下がる時期はどこかであるのかなと思います。いつ起きるかわかっていたら対処できますが、いつ起きるかもわからないことだから対処が難しいです。思いっきり休養をとるとか色々あると思いますが、僕が2回生のときに先輩が話してくださったのは、「4回生になった自分の姿をイメージしておくこと」です。例えば、表彰台に立つ自分、決勝に進む自分、全国公やインカレに出場する自分、あるいは後輩から頼られる先輩になっている自分。どんな姿でもいいので、一つだけ決めておくといいと思います。
迷ったり苦しくなったりしても、その目標がはっきりしていれば、また前に進む力になるはずです。
最後はコメント書きます。
◯寺井先生、OBOGの方々
日頃より多大なるご支援を賜りました。誠にありがとうありがとうございます。
今後も後輩たちが部活に励んでいきますので、より一層ご支援、ご声援をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
◯他大の方々へ
こうやって関わることができたのも、何かの縁があってのことだと思います。年齢関係なく仲良くしてくれてありがとうございました。
◯先輩方へ
競泳に打ち込めるきっかけをくれたのは、身近な先輩方の姿と言葉でした。ありがとうございます。今や僕は1〜3回生の先輩ですが、僕はいつでもみなさんの後輩です。またお会いしたときはぜひよろしくお願いします。
◯バッタへ
◯1回生へ
たぶん僕はよくわからない人だったと思いますが、どうですか。これからもっといろんな経験が待っているから、楽しみながら進んでほしい。みんなの周りには頼れる先輩がいっぱいいます。遠慮なく頼っていきましょう。
全員から麻雀のにおいがするのは気のせいかな。
◯2回生へ
この1年で特に仲良くなれたと思っています。真剣に水泳に取り組む様子がいっぱい見れて嬉しかった。マネはみんな日に日に声が聞きやすくなって、敏腕だなと何回も感じた。
おバカちゃんも多いと思うから、単位には気をつけよう。かおるは1コースを汚くする使命があります。
◯3回生へ
自分が3回生に与えたものより、僕が3回生から吸収したものの方が多いんじゃないかなって思います。それくらい一人一人にパワーがあって、水泳部にプラスになっていると思った。
就活や院試も大切にして、悔いなくやりきってほしい。応援しているよ。
自覚ないと思うけどみんなドM。
◯同期へ
ありがとう!またよろしく!
コメントくれた方にはきちんとお返しします。
現状引退ライフを満喫していますが、引退前に引退後の目標を立てておきました。そろそろそちらに向けて発進します。
それではまたいつか👋
川口真旺
烈華
和爛
百尺敢闘