仕事がら様々なご依頼を受けることがあります。

 

 

中には「なぜに???」と不思議に思うことや、「えっ!!!」と驚くことがあります。

 

 

今日は「えっ!!!」の一つ『呪いのかけかたを教えてください』について書いてみようと思います。

 

 

知人の紹介でやってきたAさんは、自己紹介をすませた後に深々と頭を下げ、「細かい事は一切聞かずに呪いのかけかたを教えてください。絶対に悪用しません」とそのように申し出をされた。

 

 

なので私は

 

・呪いを技術や学問としてとらえた場合、強み、才能、センス、人間性や性格、探求心、DNAレベルでの適正の影響を受ける。

・向き不向きが出せる結果、その先にあらわれる成果に影響する。

・不向きな人の100年を、向く人の1日が凌駕することも珍しくない。

・私の主観ではあるが『呪い』は現実的な方法とは言えない。

 

このようなことを前提として伝えるところからスタートした。

 

 

Aさんが、それでも教えて欲しいと言ったので、「呪いを計算式にあらわすとこんな感じになります」と簡単な図を書きながら説明をした。

 

 

 

 

Aさんは、めちゃめちゃ真剣に聞き、分らない事は一応の理解が及ぶまで質問を繰り返すので、学ぶ姿勢としては好感が持てた。

 

 

その後は、呪いを構成する要素についての説明と、核(対象)を中心にどのよう構築すると効率的に作用するか、呪いを扱う際の禁忌について説明をした。

 

 

ここでもAさんは、めちゃめちゃ真剣に聞き、「よくそこに気づきましたね」と思うような質問をしてきて、学ぶ姿勢としては好感が持てた。

 

 

そして、いよいよ最終段階は、呪いという術式に起動するきっかけを与え、対象に向けてエネルギーを動かす行程についての説明でした。

 

 

「全ては等価交換が基本で、術式の規模に等しい対価の支払いを言語化することで作用します」と、相関図を書きながら説明をした。

 

 

ここでも質問を繰り返し、どこまでも学ぶ姿勢に好感を抱かせてくれるAさんに向け、「絶対に悪用しませんと、おっしゃってましたが、相手が何をやった誰であれ理由の如何を問わず。呪いは行使しようと思った時点で全て悪用です。だから先人達は、人を呪わば穴二つという言葉を残しています」と伝えた。

 

 

続けて、私の言葉を無表情に聞くAさんに「学ぶ姿勢は素晴らしく、教える側としては嬉しい限りです。ただ、あなたには呪いに関して、強みも才能もセンスの欠片も見受けられません。あなたが命を対価に放った呪いよりも、後ろから忍び寄りハリセンで痛打を加えるほうがダメージを与えられるほどです」と伝えて終えた。

 

 

呪いを扱う神様が求める対価は、「その者の大切なもの」であることが多く、大切なものをランダムで奪っていく。

 

 

呪った後に「今度は何を持って行かれるのか?」と、術を扱う者に不安と恐怖を与えることも対価に含まれており、性悪の神様としか言いようがない。

 

 

対価は、こんな神様から強制的に与えられるルールなので、ここに強みや才能やセンスの塊がある人が、それと知らずに使ったとしても、大切なものがランダムで奪われていく。

 

 

呪いは数多く存在する術式の中でも、全く割に合わないものNo.1だと私は思っています。

 

 

 

 

 

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