国税局にお勤めの方が全脳開花を受けに見えた時のお話しです。
玄関ドアを開けると、ピシッと気を付けした彼女がいて、「私(わたくし)、○○○○○と申します。本日はよろしくお願いいたします!」と挨拶をしてくれた。
私は、美しい立ち姿とよく通る声に見惚れ聞き惚れてしまい、挨拶から数秒経って、やっと挨拶を返すことができました。
奥のテーブルに着席した彼女に紅茶を入れながら、「駅から15分ほどあるので、道に迷いませんでしたか?」と聞いてみたら。
彼女はクルっと振り返り、「訪ねる場所はルートを調べて、地図上を何度か歩いて確認しますので迷いませんでした」とハキハキ答えてくれた。
お茶を飲みながら「国税局というと皆さん、マルサの女を連想されるのですが、全ての職員が従事している訳ではありません。私は別の仕事をしています」と、そんな話題から入り、来た目的を理路整然と話してくれた。
内容を簡単にまとめると、「自分で同一人物かと疑うくらい、仕事とプライベートの落差が激しく、分離や分裂が起こっているのかと考えるに至り、お知恵を拝借したい」との事だった。
お話しを聞き、質問して、答えてもらうを繰り返し、分ったのが下記のことでした。
■仕事
・きっちりとしたことを好む。
・理路整然としたものに美しさを感じる。
・判定するための基準やルールや暫定的な正義に安堵を感じる。
■プライベート
・お伝えできないほどだらしない。
・落ち着きなく、おっちょこちょい。
・不思議なことに惹かれる。
・例えばUFOのように解明されていないものにロマンを感じる。
内容に触れ私が強く感じたのは、これらが『強みの表裏のように見受けられる』でした。
なので先ずそのことを伝え、次に何故そこに至ったかの説明をして、最後に下記のワークを提案しました。
1)仕事について話された、好むこと、感じることの詳細化と曖昧化を行う。3ヶ月間、思いつくたびにノートに書き出す。
2)プライベートで話された内容で否定的な内容は肯定的に置き換える。正解は無いので、思いつくたびに肯定的な表現に置き換える。
惹かれること、ロマンを感じることがもたらすものを『X』として、Xが在る日々、Xがある人生について小説を書くつもりで書いてみる。
Xが無い日々、Xがない人生についても同じように書いてみる。
3)1と2が「同じ種から発芽した2つの芽だとしたら、それぞれ、どんな花を咲かせ、どんな実をみのらせるか想像して描いてみる。
4)3を描いてから、二つの果実を実らせた『種』を描いてみる。
これを聞いた彼女は「正しくできているか不安になりそうです。自分でチェックする方法はありますか?」と質問された。
私は、「チェックそのものが、自分の癖で行われると意味がないから」との理由から、ワークを行うための5つのポイントと、ワークの4を終えてからやってみると良い事を伝えて締めくくりました。
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