小さい頃から食べる事が好きで、それが美味しいものであれば幸せを感じる。

 

 

そして美味しく食べるために、お小遣いやお年玉を貯めて、自分専用のカトラリーを買ったり、七輪と備長炭を買ったり、箸や器を買っていた。

 

 

美味しそうなお店を見つけては食べに行き、「あ~~~幸せ。めっちゃ美味しい」と、毎度ボキャブラリーの乏しさを感じています。

 

 

美味しものが好きな人達と話していると、「一度食べたものは完璧にコピーできる」とか、「どんな料理でも、一度食べたら再現できる」と言う人が少数います。

 

 

私は、なんとなく似たようなものを作れる程度なので、そんな少数の人達に対して素直に「スゴイ」と思っていました。

 

 

ある時、その中の1人の手料理を食べる機会があり、あるお店の「いとよりのポワレ」を再現した一皿をいただきました。

 

 

ご本人は「完璧っ♡」とご満悦だったのですが、全くの別物であり、一緒に食事をした一人が「再現度が低い」と、めっちゃストレートに言い放ちひと悶着あった。

 

 

「美味しいかどうかの視点」で見れば、とても美味しくて洗練されたお味でした。

 

 

しかし「再現度合いの視点」で見ると、私が記憶しているお店の味とは違うし、一口食べた時に起こる体感反射も違っていて完璧とは言えなかった。

 

 

素材+調味料+調理方法=料理を食べることで味を理解する。

 

 

そして理解した内容に沿って、調理のプロセスを連想し、そこから素材の扱い方や味付けを意識化していくのかな?と、そのように思ったのでした。

 

 

同じ体験をしても理解できる範囲は人それぞれであり、理解のプロセスも人それぞれで、どのように納得するかも人それぞれです。

 

 

人は体験した事を、自分の言葉で所感としてあらわしますが、「理解した内容」と「所感の内容」が必ずしも一致するとは限らない。

 

 

そんなことを考える体験でした。

 

 

いとよりのポワレが美味しくて、もう一皿作っていただき、とても満足した体験でもありました。

 

 

 

 

 

 

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