ぱんだが食べた様々なものの中から、私Kayaが一品を選んでご紹介します。
さて今週は、
『うつわ』
お腹を満たす食べ物は、
自分の心持ちはもちろんですが、
誰とどんなふうに食べるか
テーブルをどんな風にしつらえるかなどなど
ちょっとしたことで更に美味しくなります。
ひと月ほど暮らす石垣でも行くたびにそんな体験をします。
滞在するマンスリーマンションには生活できるだけの備品はあって、食器も揃っているので気楽に行けます。
でも必要最低限です。
▲地元の作家さんのコーヒーカップを買い求めました 美味しさが増したようにふたりとも思いました
刺身はとてもよく食べるので小皿が欲しい。
チャンプルーなどどーんと作るので取り皿が欲しい。
こんな皿があるともっといい。
自分好みのカップでコーヒー飲みたい。
そんなことで、
石垣の作家さんのものを買ったり、
お気に入りを持って行ったり。
▲八重山料理『こっか〜ら』の自家製ジーマミー豆腐は琉球漆器に盛れば精進料理か王宮料理か もともと手間のかかる一品であることを気づかせてくれます
美味しいものをそれに似合う器に盛る。
好きな器に何を盛るか考える。
それはお腹を満たす他に心が満たされて、
いただくものがより美味しく感じます。
今回もそれを再確認する経験をしました。
▲丼はぶっかけ蕎麦です。
つゆもささっと作ってくれました。乗っかっている具のレシピは一番最後にあります
秋にまた行く予定なんですが、
ぱんだは次に持っていく器のイメージができたようです。
そんなことで
石垣から東京に帰ってきた翌日に早速
南青山にあるうつわの店「百福(ももふく)」へ。
そしてさっさくその夜には、
買ったばかりのお皿に盛って。
▲厚揚げと小松菜の煮物
わたしは買ったお皿を持って地下鉄で帰ってしましたが、
ぱんだは約5キロ1時間を歩いて帰ってくる間に、
冷蔵庫にあるものと器の取り合わせを考えていたみたいです。
▲とうもろこしの乗ったお皿はどこか懐かしい感じがして 子どものころの夏休みを思い出します
今回の部屋には大は小を兼ねる的に大きな深皿はあったけど丼がありませんでした。
まずはこれって選んだ丼に盛ったぶっかけ蕎麦の作り方です。
・きゅうりは海藻の入った塩でもんで出汁で味付け。
・昆布は出汁と酒と味醂で煮てごま和え。
・大根は黒砂糖で揉んでから米酢で即席漬。
・青梗菜は塩をまぶしてからごま油で和えた。
・鯖味噌煮はほぐしてから亜麻仁油のマヨネーズで和えた。
蕎麦に具を乗せてつゆをかけ回して完成です。
⭐︎スムージーにする予定だったものや缶詰、出汁を取った後の昆布など、家にあるものをうまく組み合わせています。
冷蔵庫の中や保存している食材を工夫して乗っけてみるのも楽しいかもしれません。