行ってそうで行ってなかった太陽の塔 | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

このブログをご覧の方はご存知の通り、

大仏写真家を名乗り、日本各地の大仏さまを巡り倒している私ですので、

三度の飯より大仏さまが好き。

仏像も好きですし、仏教自体にも興味津々です。

 

ですが、すごーく噛み砕いて言ってしまえば、

とどのつまり、私の好みは「大きくて顔のあるもの」に行き着く

と、少し前に気付いてしまいました。

私が衝撃と感動をおぼえるのは、必ずしも巨大な仏像だけ、

というわけではないのです。

 

そういう前程で言えば、

ここはもっと早くに行っておかねばならなかった場所でした。

 

行ってそうで行ってなかったんです、

万博記念公園

そうです、太陽の塔です。

 

いく機会がなかったわけではありません。

大阪に来る度にいつも候補には上げていたものの、

なんとなく後回しになっていました。

それには、私のメジャーアレルギーとでも言いましょうか、

有名どころは敬遠するという、ヘソ曲がり根性が起因しています。

 

ですが、実を言いますと私…

太陽の塔ガチャに最終的に2400円も使った過去があります。

 

(詳細はこちらをどうぞ→「コップのフチの太陽の塔に翻弄される」

 

まぁ、それぐらいには太陽の塔に惹かれるところがあった

とうことで、

やはり行かねばならないと、勝手な使命感にかられ、

今回の大阪のブッダニアでの写真展示を機に、

とうとう念願の万博記念公園へと足を伸ばして来ました。

 

 

いつもはだいたい車移動なのですが、

ソラ de ブラーン」での連載時に湘南モノレールに乗って以降、

モノレールにも興味がわいているので、

今回は大阪モノレールに乗ることにしました。

 

千里中央駅から万博記念公園駅まで2駅、約6分間の短いモノレール旅。

 

山田駅を過ぎ、万博記念公園駅が近づいて来ると、

私がいつも巨大仏行脚をする際に感じるのととても近い感覚が…

 

 

なだらかにカーブするレールの先に見えてきたのは、

緑の向こうからヒョコッとのぞく、顔のように見える何者か。

 

 

この瞬間が私が言うところの、劇的瞬間です。

いつもと同じように、一瞬、時が止まりました。

 

尋常ではないヌッと感。

 

塔の上部の金色の部分は「黄金の顔」といい、日没とともに目が光るそうなので、

名称は「塔」であるものの、私のグッとくる「人型」という要素を含んでいるわけです。

やはり単なる塔とはちょっと違います。

 

 

万博記念公園駅に着き、モノレールを降りて少し進むと、

上部だけではない、両手を広げたような部分も見えてきます。

ここまで来ると、多くの人がスマホを手に太陽の塔を撮影していました。

 

せっかくなので、モノレール込みで撮ってみました。

 

次の宇野辺駅までの車窓からの見え方も気になるところですが、

とりあえずここで降ります。

この日の目的は太陽の塔の近くに行くことなので。

 

快晴の日曜日のお昼頃でしたから、とても混んでいました。

いつもこんなに人が多いの??

と驚きましたが、この日は公園内でイベントが行われていたので、そのせいでしょう。

混雑していたのはアンラッキーでしたが、イベントのためか公園は無料開放されていて、
その点ではラッキーでした。

 

 

そんなこんなで公園のゲートまでやって来ました。

高さ約70メートル

ゲートに入りきらない、見切れる遭遇にシビレます。

 

 

ゲートをくぐると、その全貌が!

 

 

岡本太郎氏の代表作、大阪万博の象徴的建造物、

太陽の塔!

とうとうちゃんと全貌を観ることができました。

ちょっと感動。

 

仏像じゃないけど、ついつい合掌しそうになりました。

仏じゃないけど、何かしらのオーラは放っていそうです。

いや、きっとオーラ出てますよね。

 

 

この日に来て良かった。

ビビットな青空がよく似合います。

ビビットなお花もよく似合います。

 

どこを切り取っても絵になっちゃうフォトジェニックな存在感。

こんな風に切り取ってみました。

 

 

横顔がキュート。

 

後ろ姿も絵になります。

背中は黒い裏の顔みたい。

この顔は過去を象徴しているそうです。

 

 

現在内部も公開中ですが、事前予約していないと入れません。

いつも行き当たりばったりなので、当然予約などしておらず、

外観を楽しむだけでしたが、それでも充分に嬉しかったです。

 

くしくもこの6日後に2025年の万博、大阪開催が決定しまして、

お祝いムードでなんだかタイムリーだったので、

取り急ぎブログに書きました。

(2025年の万博会場はここではないですが)

 

夜の目から発光も観てみたいし、

12月にはプロジェクションマッピングも行われるんだとかで、

関西に住んでいたなら絶対に行きたいところです。

大阪在住の方が羨ましい。

 

 

やはり太陽の塔はヌッと見える系の最たるものであり、

個人的には絶対に外せないものでした。

 

今回の大阪はここまで。

きっとまたすぐ来ます、関西。