またずいぶん更新を怠っておりました…すみません。
今日は最新記事情報なんですが、それだけではありません。
私にとってはとても大きな仕事が終わった…切なくも感謝、感謝のお話です。
そもそも「日本ワタシ遺産」という
半田カメラのほぼ大仏な連載ががはじまったのは、2014年10月。
いまから4年前です。
当時は毎日新聞の日刊電子媒体「毎日スポニチTAP-i」というアプリでの連載でした。
これが全9回だったのですが、アプリのサービスが終了となり、
当然ながら連載も終了となります。
それが2016年3月に、毎日新聞ニュースサイトに場所を移して過去9回をそのまま掲載。
その流れで再度、新たな連載がスタートとなりました。
そして最連載として新たに書きはじめてから丸2年が経った、
今月がとうとう最終回となったのです。
最初の頃の記事を読むと分かりますが、
文章も拙いですし…いや、今が上手いかと言われればそんなことありませんが、
とにかく右も左もわからなかった。
よくもまぁ、私を使ってくださったな、という感じです。
最初の頃は取材と言っても関係者にきちんと取材をしていたかと言えば、そうでもなくて。
行って観た印象だったりとか、見聞きした情報だったり、ネットで調べたことだったり。
掲載許可も編集さんに丸ごとおまかせで、ほぼ書きっぱなし状態…
だったような気がします。
それが今は、何ヶ月もかけて取材していたり、果ては何年も前から取材交渉を重ねていたり。
そんな状況ですからもちろん、掲載許可も自分で取っているわけです。
自分で言うのもなんですが、成長したんではないかと。
いや、毎日新聞さまに育てていただいたと、本当に感謝しております。
そんな育てていただいた連載の最後の記事をどうするか。
アプリでの連載の最終回となった、9回目の記事は、
廃墟となった悲しき巨大仏、淡路島世界平和大観音のことを書きまして、
「いつまでもあると思うな 親と大仏」
という、ちょっと切実な悲しげな幕引きになってしまいました。
今回は明るいラストにしたい!
と思いまして、いま大仏界で一番ホットで、希望のつまったニュー大仏、
鹿野大仏(ろくやだいぶつ)のことを書かせていただくことにしました。
記事はこちらからお読みください↓
実は今年の始めから鹿野大仏はずっと追いかけていて、
建設中も撮影させていただいていました。
その写真はこれまでネット上にも一度も出したことはなく、
隠し持っていたわけで、これがまるっきり初出しとなります。
通常、大仏さまって建造物でもあるわけですが、仏さまですので、
建設中の写真はNGということもままあります。
それが今回は快く許可をいただきました。
本当に素敵な、魅力的なご住職さまなんですよ。
お話もたくさんうかがっていて、もうラストはこれで!
とずいぶん前から温めていた記事です。
半田の想いのつまった記事をぜひ読んでやってください。
連載は今回で終了ですが、記事はサイトに残ります。
今後もお読みいただけますので、お時間のあるときに過去記事も読んでやってください。
最後に、いままで「日本ワタシ遺産」を楽しみにしていてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
2年もつづけてこられたのは皆さまのお陰です。
また何かしら、新たなご報告ができるよう、頑張ります。
いつもお待たせしてばかりですが、どうか気長にお待ちください。