柳井金魚ちょうちん祭りに行ってみた。 | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

 

私は旅をするとき、宿泊先をあまり重要視しません。

もちろん「大仏ビューのホテル」だとか

「洞窟風呂のある宿」とかだったら最優先で考えますが、

いつも急に思い立って旅をする癖(ヘキ)があるので、

そういった宿泊施設は埋まっていることが多く、いつも断念しています。

 

ですので、いつも安いビジネスホテルだとかが多いのですが、

今回の特に山口の旅では、我ながら宿泊先のチョイスが最高でした。

 

山口の旅で最初に泊まったのは柳井のビジネスホテルです。

なぜに柳井かというと金魚ちょうちん祭り

という地元のお祭りが、ちょうどその日に行われると知ったからです。

ではなぜに金魚ちょうちん祭りか、

それは「巨大であり、かつ顔のあるもの」

という私の好物である縛りのライン上に、このお祭りがあったからです。

 

こちらを観ていただければお分かりになるでしょう。

これが金魚ちょうちん祭りの最大の見どころである、

「金魚ねぶた」です。

 

 

どうですか、この巨大さ(個人的にはもっと大きくていいけど)、

そしてこの憎たらしいほどのユル可愛らしい感じ!

もうたまりません。

 

ということで、夕方に柳井に入り駅前を散策。

駅前でこんなカワイイうちわをいただきました。

 

 

金魚の尾びれを平面的にとらえるとこうなるのか…

という秀逸なデザイン

でもやぱっり金魚感が薄い…横向きにする案は出なかったのか?

でもそれだとうちわとしての機能面が…

などと、思いっきり人ごとなのに考えさせられてしまいました。

 

柳井の民芸品である金魚ちょうちんをモチーフにしたこのお祭り。

冒頭の写真のねぶた意外にも注目ポイントがありまして、

それが市街地や古市・金屋の白壁の町並みに、

約2,000個の金魚ちょうちんが飾られる情緒ある風景なんです。

 

 

 

古く美しい街並にきょとーんな表情の金魚ちょうちん

意外にマッチしています。

色が赤いのがいいんですね、きっと。風情がある感じがして。

 

 

こちらは川沿いにあった金魚ちょうちんのトンネル

あっちもこっちも「きょとーん」がいっぱい。

ここも人気ポイントでした。

 

日がだんだんと暮れて来ると、ちょうちんに明かりが灯されて、

ますますいい雰囲気になってきます。

 

 

こんなユルめのキャラクターを並べて積んで消して遊ぶ

ゲームアプリとかありそうですよね。

 

 

たぶん「きょとーん」に「勇ましい」要素を注入すると、

先頭のねぶたみたいな感じになるんだと思います。

子憎たらしい感じが可愛らしすぎです。

 

デカい…!カワイイ…!

たまらない…!

ですが、人が多すぎて…

小さな子供も連れてますし、そもそもが人ゴミ苦手ですしね。

白壁の街並も見られたし、金魚ちょうちんのトンネルもくぐったし、

金魚ねぶたも見られたからもういいや、

って早々にホテルに帰って来てしまいました。

 

でもお祭りはここから花火がはじまり、

クライマックスへと盛り上がって行くわけなんです。

花火みられなかったな…

とちょっとヘコみながら窓の外を見た

その時!

 

 

ホテルの窓から花火がバッチリ!

ちょっと洋服の◯山がジャマだったけど。

知らずにとったホテルでしたが嬉しいナイスビュー。

最高の山口での一泊目となったのでした。

 

柳井金魚ちょうちん祭りは、

夏の間けっこう長いスパンでやってるみたいでした。

巨大かつカワイイものに興味があるという、

私と同じヘキのある方に超絶オススメなお祭りです。