少し前の「穴があったら入りたい」穴マニアの穴ブログにて、
栃木県にある大谷資料館に行ったことを書きました。
こちらです→「穴マニアの聖地 大谷資料館」
その大谷資料館へ行きますと、絶対に立ち寄るところがあります。
…と言いますか、どっちがメインなのかはすでに選べない…と言った感じ。
なぜならば、それはハンダの大好物、巨大観音さまだから!
おさらいになりますが、
栃木県宇都宮市にある大谷町付近一帯では、
大谷石と呼ばれる柔らかく加工のしやすい凝灰岩が多く採掘されてきました。
それゆえに、磨崖仏という壁面を彫って作られた仏像もいくつもあるんです。
まずは大谷資料館から700メートルほどのところにある、
日本最古の磨崖仏のある大谷寺へ!

本堂はこんな…

そそり立つ岩壁に、ニュルッと取り込まれているみたいに存在しています。
これ、岩が崩れてきたりとかしないのかな…
とか少し心配になっちゃうぐらいに飲み込まれてます。
この中にはいくつもの磨崖仏があるのですが、
特にご本尊4メートルの千手観音さまは圧巻です。
810年に弘法大師空海によって彫られた日本最古の仏像彫刻と伝えられていて、
泣く子も黙るバリバリの重要文化財。
残念ながら中は撮影禁止なため写真はありません。
この最古の磨崖仏にひれ伏して、満足して帰る。
…というのが一般的な観光なのかもしれませんが、
巨大仏好きとしましては、より大きいものに惹かれるわけです。
これだけでは満足できません。
大谷寺の駐車場のすぐ裏手にある大谷公園。
そこにこんな巨大な観音さまが彫られているのです…

岩に彫られた磨崖仏でありながらも、上半身は掘り出され立体となっている巨大観音像。
大谷平和観音さま、高さ約27メートル!
正確には26.93メートル、これは88尺8寸8分という、末広がりのどこまでもお目出度いもの。
太平洋戦争後の昭和23年に平和を願って彫られました。
大谷寺の千手観音さまと比べてしまうと、歴史の重みは雲泥の差ではありますが、
「大きいことはいいことだ!」
がモットーな巨大仏像マニアはこちらの方がより興奮してしまうわけです…
ビョーキですから…ほっといてください。

階段を登って観音さまのお側にまいりましょう。

暑い中、汗ダクになりながら登った階段の上の広場から撮った写真です。
観音さまが近くて嬉しい~。
柔和で実にいいお顔じゃないですか!
ちなみにこちらの観音さま、ウルトラマン80の「さすが!観音さまは強かった!」
という回に出演し、怪獣を撃退したことがあるんだとか…!
柔和な顔して、怪獣をも撃退するパワーをお持ちなようです。
その回の放送が観てみたい…YouTubeで探したら見付かるかなぁ…?

少し離れた場所から、こんな風に家々の向こう、
緑の中からニョキッと突き出るように立つ観音さまをGET!
ここから観ると磨崖仏とは思えない佇まいです。
穴マニア的にも巨大仏好きにも大興奮の大谷町。
何度来てもイイ!
さて、餃子でも食べて帰ろうかな~。
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