前回の「フクロウだらけの神社(前編)」 からの後編となります。
どうぞ前編よりつづけてお読みください。
栃木県那須郡にある鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)は、
フクロウが神の使いであるとされていて、境内はこれでもかというフクロウ押し!
日本一の大フクロウであるという、
金のフクロウ像が入ってすぐの場所に輝いていて、いきなり度肝を抜かれてしまいます。

ですがこちらの神社、これだけではありません。
住所は栃木県那須郡になっているのですが、
な、なんと神社の大鳥居の中央が県境なのです。

白いチョークで大きく「栃木」「茨城」と書かれていて、
なんだか小学校の運動会を思い出すと同時に、
お約束の「左半身が栃木、右半身が茨城だぜ!」をもれなくやりました。
栃木と茨城をフラフラしながら大鳥居をくぐって、
先に進むと、「水かけフクロウ」なるものが。

ここでは手水までもが、フクロウに取って代わっているのです。
ちょっと行った先にもまたフクロウベンチが!
フクロウの羽で私の体重を支えられるのか心配で、腰はかけず(笑)通り過ぎました。

えらい年期の入った門だ…!
と眺めていたこの楼門は1815年建立。本殿は1788年に再建されたものだとか。
歴史の重みを感じます。この裏側にあった仁王像もかなり素敵でした。

そして、その先の石段が「フクロウの石段」だそうで。
拝殿前まで片道96(苦労)段、往復で2回96(苦労)段…つまりフクロウ!
というデーブスペクターばりのありがたい語呂合わせ!
いろいろ考えて作られてますね…飽きさせない工夫お見事です。
鷲子山上神社は、可愛いフクロウがいっぱいいるだけではなく、
歴史もいっぱい、見所いっぱい、県境という変わり種まで付いてくるという…
巨大仏好きのみならず、鳥好き、歴史好き、果ては県境フェチまでもうならせるであろう、
もりだくさんな神社でございました。アッパレ差し上げたいです。
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