長々と続いた福島旅行記も、とうとうここが最後になります…ちょっと悲しい(笑)
最後の記事を飾りますのは、相変わらずちょっとマイナー感のある観光地です。
福島に行ったならば、ここに来てみたいとずっと思っていた場所、
超A級建築物であり国重要文化財、にもかかわらず摩訶不思議なお堂「さざえ堂」です。
会津若松市の飯盛山は古くからの観光地で、さざえ堂の他にも、
あの有名な白虎隊の墓地や資料館などもありますが、
ごめんなさい…歴史にそこまで興味がないため、白虎隊関係はスルーさせていただきます。

参拝者の高齢化も進んでいるのか、山の中腹まで登るのには、
階段か有料のエスカレーターのどちらかをチョイス出来るようになっています。
まだ若いんだから階段登れ!とツッコミが入りそうですが…
「福島にお金落としに来たんだし~」とかいう言い訳をカクレミノに(笑)エスカレーターでしばしの休養です。
そして見えて来るのが、摩訶不思議建築物…

「さざえ堂」です。ナニコレでしょう?反対側からも。

反対側から見てもやっぱりナニコレです。
これをどう言葉で説明したらいいのか…文章力が足りないので難しいのですが。看板にはこうあります。

サザエの貝のように螺旋状のスロープになっていて、上りも下りも階段がないのです。
しかもそのスロープは二重構造になっており、同じ所を二度通らない、
上りと下りでは全く別の通路になるのです。
…と、書いている本人も構造をよく把握していないのですから、イマイチ伝わらないでしょうね…無念。

内部はこんな風になっています。
上からなのか、下からなのか、ギシギシと他の人の上りか下りかの足音が聴こえてきます。
ですが、人とはすれ違いません。だって同じ所を通らない一方通行ですから。
そもそもここは、三十三観音像が安置されていたのだそうです。
参拝者は誰ともすれ違うことなく、三十三観音をお参り出来るという、とても合理的な建物だったわけけです。
現在は観音さまはいません。その代わりに無数のお札で溢れています。
落書きも多く見られ、日本人のこういうところがキライと思いました。

ここが最上階で、橋のような物が渡してあって、ここから下りの一方通行になるのです。
とにかく不可思議!世界でもこんな建築物は珍しいようです。
面白いのと同時に、やはり内部のお札と落書きが気になりましたね…。
日本人の程度の低さがかいま見れてしまいます。国重要文化財ですよ、落書きは絶対ダメ!
そんなわけで、長く続いた福島旅行記はとりあえず終了です。
かなり濃密な時間をすごせました。
まだまだいっぱい行きたいところはありましたが、それは今度のお楽しみにします。
明日からは、新潟旅行記になる予定です(笑)彷徨いつづけます。
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