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命の喜びを伝達する
Joy of Lifeの美穂です。
5月に私の母は癌の手術をしました。
通院に付き添う日の私は、
ある種の緊張をしています。
それは、
母を限られた存在と見ないことが出来るかどうかに対する緊張です。
なんのこっちゃ？？
と思われるかも知れませんが
それは、
病気をした母が
不自由な生活を強いられていて気の毒だとか、
痛みに苦しんでいて可哀想だとか、
年を取ることは惨めなことだ、とか、
そのように母のことを弱い存在として
見ないことを練習しています。
人間としては、
年を取ればほとんどの人が病気をするし、
病気じゃなくても、
年を取れば出来ないことが増えるし、
そうなると支援や保護が必要となり
誰かの助けを必要とします。
生活においては助けを必要としている訳ですが、
私は母のことも、誰のことも、肉体を越えた存在として見たいと思っていて、日々練習をしています。
肉体的には、年々衰えていくのは、
人間としてはごく普通のことです。
しかし、衰えた肉体が母なのではありません。
母は肉体ではありません。
誰も肉体ではありません。
私たちは肉体を越えた霊的な存在です。
絶対的な肉体との一体感があるので、
なかなか霊的な存在という事実は
受け入れ難いことではあります。
肉体の目は強烈に
この目で見てることが真実だと私に教える。
そのことを私は、当たり前のように受け入れてきました。
奇跡のコースの学びを続けて４年目の今、
確実に世界を疑い始めている私がいます。
つまり、私の存在しているこの世界は、
超リアルなイリュージョンの世界なのではないかということ。
私が私だと信じている私は、
実は本当の私じゃないよね。
永遠の命
光輝くスピリット
全き愛の存在
完全無欠の神の子
それが本当の私たちの姿
ならば、
本気でそうであることを受け入れてみよう。
誰のことも、そう見れるようになりたい。
本当の私たちの姿を心の目で見たい。
そのために練習をしているのですが、
油断しているとすぐに、
限定された弱い人間としての、
私たちの姿を信じてしまう。
手術した傷口が痛くて、足をさする母の姿にチクリと心が痛む時、私は自分の罪悪感を母に投影しています。
ここでいう罪悪感とは、
ネガティブな感情のすべてを指しています。
病に苦しむ弱い存在である母親に
何もしてやれない私は無力な人間であり、
無力な私は価値がない。
これは、無力感と無価値感の投影です。
そして、母に対して怒りの感情があることも
見逃しませんでした。
無力感と無価値感を知覚したのは、母のせいなのだ！と母に怒りを向けることにより、
癒されることを回避する自我の防衛です。
(自我は真に癒されることから必死で逃げます)
無力感、無価値感、
何度も見てきたつもりだったけど、
完全に訂正を受け入れていないことが
ハッキリと分かりました。
癒されるために、無力感、無価値感が上がってきているのだから、外出先なのを理由に自宅にテイクアウトしなくていい。
(夜にゆっくり見よう、と言い訳してお持ち帰りするのが常
)
今ここで癒されるために、聖霊に訂正をお願いしました。
その時は、整形外科の前で、母の診察番号が呼ばれるのを待っていました。
癌の転移がないかの検査結果を聞くので、
心配もしていました。
私は聖霊に、母への投影を打ち明けて、
お願いをしました。
転移してたらと考えると怖いです。
聖霊の目にはどのように見えているのですか？
母と私ふたりで受け取れる答えを今ください。
聖霊は、目の前の誰かと一緒に受け取れる奇跡を
与えてくださいます。
ふたりで一緒に癒される経験へと運んでくださいます。
待合室には掲示板があって、順番になると診察番号が表示されます。
大きな病院で、たくさんの科がありますが、
診察番号はすべての科で共通で、
総合受付の発券機から順番に出てきます。
この日の母の診察番号は860番でした。
検査の結果待ちで、だいぶ待たされていて、
「お腹空いたよね、ごめんね」と母。
(小さな子供に言うような感じで言ってました。
いくつになっても母親というものは、子供の空腹を案ずるものなのですかね)
私の空腹なんか、どうでもいいんだよ。
そんなことより、
どうか転移していませんように。
と心の中で思い、母には
「だいじょうぶだよ」と答えた時に、
掲示板に1111番が表示されました。
それを見て母は、
「おー！ゾロ目だね～！すごいすごい！
ゾロ目の診察番号が出たら嬉しいね！
1111番いいね～！
1234番なんてのも面白いね！」
と母が言って、
ふたりで笑って盛り上がりました。
これは、聖霊からの贈り物だと思いました。
癌が転移しているかどうかの検査結果待ちの
時間に、ふたりで顔を見合わせて笑っている。
聖霊が、深刻にならなくていいよ。
と伝えてくれているかのようで、
平和な心地になりました。
またそこからだいぶ待っていましたが、
楽しくおしゃべりをしていました。
ふと見上げた掲示板には、
1234番が表示されていました。
これには、ふたりでお腹を抱えて笑いました！
ナント聖霊は
２段階で贈り物を与えてくださいました。
なんてなんて粋な計らいでしょうか
それから間もなく母の順番になり、
検査結果は転移ありませんでした。
そして母が待ちわびていた、
プールに入る許可も下りたのでした。
母は40年近くスイミングに通っています。
嬉しそうに友達に伝えている母を見て
私も本当に嬉しかったです。
(母のスイミング仲間が、この病院に勤めているのですお会計の時に顔を見に来て下さいました)
病院からの帰り道に
4時の遅い昼食をいただきました。
聖霊が見せてくれる
癒しと訂正の優しい世界に感謝をします。
自我の恐れの声は信じない。
聖霊の愛のメッセージに心を開きます。
恐れの知覚からの解放が奇跡！！
それは、ごくありふれた日常の中で
誰もが受け取れる聖霊からの贈り物です。
お知らせ
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デモレーターとして参加しています。
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レッスンの気づきのシェアをしています。
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直接質問もできますよ♪︎
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Zoomを使いますので、全国どちらからでもご参加いただけます。
テキストをお持ちの方なら、学習年数は問いません。これからスタートされる方でも♪
優しい時間を共に過ごしましょう。
7/29(金)14時～15時半
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