冨永監督の作品は初めてでしたが、印象的なシーンにトラック視点の導入がありました。監督は他の作品でも導入に乗り物の描写を入れていたようですね。
私としては、唯一まともと聞いていた梓が一番不協和音的に異常を感じました。
確かに他の主要人物は普通に考えてあり得なさそうですが、ディフォルメされた役ということを脳内補完するとリアリティが増してきます。人に嫌われたくないあまり挙動不審になったり、自分の中のキャラクターを構築しないと他人と話せなかったりと、普遍性は感じないまでも案外共感できます。
おそらく梓のように凶暴な人間を今まで見てこなかったからだと思いますが、梓のヒステリックでもないけれど確実に見える怒りが怖いです、というか理解しきれない。。自分の彼氏を寝とられた事を根に持っているほか、奈々瀬の何から何までが嫌いということを言葉の端々に臭わせていますが、どうも自分の中であの破壊行動につながらないのです。感じ方なのでもちろん人それぞれでいいはずですが、まぁ前提として独り言です。むしろわけのない破壊衝動だったらすんなり飲み込めるのですが。。
ギャグはまんべんなく入れてあり、みんな面白かったです。あとやっぱり梓が奈々瀬に包丁を突き付けるシーンは結構ビビりました。奈々瀬のセリフごとに火に油を注いでいるようで、いつグサッとなってもおかしくないような緊張感がありましたね。
絵を載せます。休憩です。
