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mori

独り言 & 本の感想

不思議な名前だったので読んでみた。
最初は、古い家によくある少し怖くて不思議なお話だったんだけど、だんだん物語が膨らんでいく。細いトンネルを通っていたはずなのに、気が付くと大きな空間にいた感じ。
主人公が子供から大人になるにつれて、物事の受け止め方が変わっていき、見えている風景も変わっていく。彼女が相手のことをきちんと想えるように優しく成長したのが、物語の膨らみに繋がっていると思う。
でも、全体的に読んでいてうっすら冷える感じがした。そこはかないもの、はっきりわからないものはやっぱり怖い。たぶんずっと怖い。怪談だということは後で知った。