最近、ちょいちょい、喜多川泰さんの「運転者」を紹介しているが
まさに！本で言ってることそのまんま。
みたいな体験をした。
ある場所に出掛けた時のこと。
いつもは、ものすごく感じのよい人がいて、その人に会うのを密かに楽しみにしていた。
ところが、その日、そこにいたのは別の方。
遠目で見ても、感じが悪そうなのがわかるほどで
あぁ～とガッカリ。
なんでだろうね。
マスクしてても、離れていても
不機嫌な人ってなぜかわかるから不思議。
でも、その方にお願いしなくてはいけなくて、話かけると、ぶっきらぼう。
言葉が悪いんじゃなくて、言い方がきつい。
その時、気がついた。
あれ？
この方、Aさんじゃない？と。
名札を見れば名前がわかるが、離れてしまい見えない。
その後気になって、さりげなく見に行ったら、
Aさんだった！
昔、お付き合いのあった方で、
めちゃくちゃ優しい人。
なんだけど、残念無念なほど、無愛想で、中身のよさが全く外に出ない人でね。
いつももったいない！と思っていた。
たぶん5年くらい会ってなかったはずだが
あー、変わってないなぁ、って思った。
声かけて、私とわかると
突然フレンドリーモードに。
Aさんよ…
私はそれほどの深い付き合いではないので
無愛想で損してるよー
とは言ってあげられないけど。
誰か、教えてくれる人はいなかったのかな？
交遊関係広そうなのに。
それか、旦那さんとか…
会社の上司とか
その話を、運転者を教えてくれた友達に話していた時、気がついた。
不機嫌が損する、って、こういうことか！
私はかろうじて声はかけたけど、
もし、Aさんだとわからなかったら
すごい感じ悪い人だわー
と、それ以上の関わりを持たないだろう。
もしも、Aさんに、
「もう少し笑顔があるだけで印象が変わるよ。
Aさんのよさが伝わるよ」
って、アドバイスする人がいたり
Aさん自身が、本や動画やなんらかの情報で、そのことに気付けて
自分のことを客観的に見ることができて
愛想よくする、ご機嫌でいることの大切さを身に付けたなら
Aさんの人生って、全然違うものになるかもしれないのに。
Aさんの場合、特に不機嫌&態度かがぶっきらぼうなことで、損してることが、大きすぎる気がするのだ。
運転者の中の最初のエピソード。
中学の個別面談で不機嫌だったために、大きな運を逃した主人公に重なった。
機嫌よくさえいれば、仕事の大きなチャンスにつながる流れだったのに、
不機嫌すぎたために、相手がそのことを切り出せなかったため、運を逃した、という話。
そのあと想像してみたの。
もしかしたら、「運転者」の本を読むことが
Aさんの運を大きく変えるチャンスだったとする。
その運転者をものすごくいい本だ、みんなにすすめたい、と思っている私と会う。
そこが運の転換ポイント。
予定どおり、私とは会った。
でも！
会うだけじゃ運は変わらない。
会って、相手から必要な情報なりを引き出さなかったら、開運ポイントは何事もなかったように過ぎ去っていくだけ。
もしも、Aさんがご機嫌で、もっと話が盛り上がったら…？と想像してみる。
「最近、なにか面白いことあった？」
「運転者って本が面白くてね、おすすめなの。
人生変わるかもよ～！
ちょっと、Aさんも読んでみてよ。」
なんて、流れになるかもしれない。
それがきっかけで、すすめられた本を読み、運命が変わっていく、かもしれない。
でもさ、不機嫌な人には、
何か伝えようとか、もっと話そうとか、ならないよね。
なるべく、関わらず、さっさとサヨナラしとこ～となりやすい。
私とは限らない。
Aさんがその日、あの場所で出会う人の中に、
ものすごく大きく人生を変えるきっかけになるもの、情報を持ってる人がいたかもしれないよね。
不機嫌なばっかりに、それを感知できない。
運が動くタイミングをキャッチできない。
それが、不機嫌は損をするということ。
もし、ご機嫌だったら…？
違うドラマが展開していたかもしれない。ってこと。
これは、決してAさんが不機嫌なのが悪いってことじゃない。
ものすごく損してるかもしれないですよーって、だけの話。
もちろん、私も人の振り見て我が振り直せで
本当に、気を付けようと思った。
そして、運命を大きく変えるきっかけになることってさ、
すごい出来事なんかじゃなく、なんでもないような小さな出来事だったりする。
それをキャッチできる能力は
誰にでもあるんだけど、
ご機嫌でいないと、アンテナがキャッチしないんだって。
詳しくは本をどうぞ。
不機嫌は悪くないけど、損するよ。を実感できた出来事でした。
wai