人生って、一体なんだろうか?
人生って、決まっていると思う?
『生まれる前に人生のシナリオを決めてきた』
っていう説は
スピリチュアルに限らず、多くの人が話している。
私も、その考えにまぁまぁ賛成。
きっと、自分らしい人生を決めてきているんだろうな、って思ってきた。
と、同時に、そうは思えない出来事もたくさんあるよね。
いいことがあれば、「私が決めてきた」
悪いことがあれば「私が決めてきたはずがない」
そんな風にブレブレになっていない?
最近、ふと思ったのだ。
生まれる前に決めてきたっていうけど
どうやって決めてきたんだろう?
一人で決めてきたんだろうか?
それとも、誰かと一緒に?
誰かに相談したのかな?
神様!
そうだ、
私の人生のシナリオ
神様と相談してきたことにしてしまおう!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220615/12/hancototabi/b4/e5/j/o0985108015133255440.jpg?caw=800)
思い浮かんだのは、
『保険相談の窓口』みたいなカウンター。
ショッピングセンターとかによくあるやつ。
神様と向かい合って座っているシーン。
神:〇〇(土地)に6月15日に生まれるということでいいかい?
お父さんとお母さんは、こういう人で、っと。
「あ、神様!
お母さんは、もっと、こう、ヒステリーな感じにしてください。
お父さんは、酒癖悪くて、育児に興味ない感じで。」
神:なかなかハードな幼少期になるけど、いいのかい?
「ハイ。
このくらいハードなほうが、楽しいかなと思って」
神:そうかい。
それなら、わがまま女王みたいなお姉ちゃんも追加するかい?
君の人生に一生ちょっかい出してくることになるが。
「いいですね!
面白そう。
お姉ちゃんのいる人生って、体験したことなかったから。
すごいエキサイティングになりそう」
神:ハハハ
最近、こういうの人気らしいね。
強烈な親とか、強烈な兄弟。
「あと、私の能力ですけど、学力まるでなし、体力そこそこありで。
体育だけ優秀なタイプ。
健康に育つけど、途中で生死をさまようような事故を経験したいんです。
17歳くらいの時がいいかな。」
神:学歴はどうする?高校まででいいかい?
「んー、事故がきっかけで高校中退します。
50歳を超えた頃、人生やり直したくなって、高校入学って、どうですか?」
神:なるほど。
いいと思うよ。
50で高校入学、と。(シートに記入中)
つづく
私の希望を聞きながら、神様がシナリオシートを埋めていく。
要望を細かく、細かく聞いてくれる神様。
それはそれは面白い人生になるように、アイデアを出し合っていく。
神様と一緒に、「わたし」という人の人生を描いていく。
スタートからゴールまで。
地球に誕生してから死までの
わたしだけのシナリオを。
一番面白いのは、
わたしが「神様と相談したことを忘れている」ということ。
覚えていたら、全く面白くない。
忘れているから面白い。
神:どうだい?
35歳くらいで、「もしかしたら、人生は私が決めてきたのかも」と気づくようなヒントを入れるかい?
「そうですね。
ぼんやり気付く程度でいいです。
そして48歳くらいで、やっぱりそうだったのか!と気づく強いヒントを入れたいですねー。
そうだなー。
どこかの山を登って、山小屋に貼ってあったポスターの一言で気づくとか。」
神:山小屋のポスターね。ハイハイ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220615/13/hancototabi/cd/0a/j/o1080060715133288021.jpg?caw=800)
きっと、人生の大きな気づきも、自分で決めてきている。
人生のこの頃に、気づこうと。
10代、20代の時には、思いもつかなかったようなことに、年を重ねてから気づくことがある。
それは、多くが、「誰か」からの助言だったりする。媒体はいろいろだとしても。
だから、探さなくていい。
その時がきたら、自然と出会うようになっている。
もしかしたら、不自然に出会うように仕組んできているかもしれない。
仕組んだのは、わたし。
神様と相談して決めてきたこと。
神:きっと、君はここでわめくだろうね。
「どうして私の人生、こんなに辛いことばかりなの!」って。
その時に、『神様と決めてきた人生だから大丈夫』ってことがわかるような出来事を用意しておこう。
ネット広告にするか、テレビCMがいいか…。
「ネット広告の一言で気づくってところが、安っぽくていいです。
そうか、自分で決めてきた人生だったのか。
神様と一緒に。
って、人生の肝の部分に気付きだしたら、
精神的に楽になりますね。」
神:そして、また、君は楽になると、このことを忘れてしまう。
ハハハ。面白いね。
また、嘆き。
また、助けがきて、気づく。
その繰り返し。
次はゴシップ記事の見出しで気づくにしようか。
「バカですね。ほんと、バカ。
でも、面白い。
そして、死ぬときに、本当にわかるんですね。
全部、決めてきたことだった、って」
神:そういうこと。
そういうこと、なのかな。
冒頭に戻って。
こんなに辛いこと、私が決めてきたわけがないわ!
って思うような出来事があったときこそ
神様との相談を思い出してほしい。
わたしと神様は、この出来事をシナリオに入れようと決めたとき、どんな話をしたんだろう?
神:なかなかハードな出来事じゃな。
「でも、3年後には、これが最高のギフトだと気づきますから。
大丈夫なんです。」
神:君は本当に、面白い子じゃのう。
おしまい。
wai