『神様カウンター』で相談してきた人生 | wai blog~日々是安泰~

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人生って、一体なんだろうか?

 

人生って、決まっていると思う?

 

『生まれる前に人生のシナリオを決めてきた』

っていう説は

スピリチュアルに限らず、多くの人が話している。

 

私も、その考えにまぁまぁ賛成。

 


きっと、自分らしい人生を決めてきているんだろうな、って思ってきた。

と、同時に、そうは思えない出来事もたくさんあるよね。

 

いいことがあれば、「私が決めてきた」

悪いことがあれば「私が決めてきたはずがない」

そんな風にブレブレになっていない?

 

 

 

最近、ふと思ったのだ。


生まれる前に決めてきたっていうけど

どうやって決めてきたんだろう?

 

一人で決めてきたんだろうか?

それとも、誰かと一緒に?

誰かに相談したのかな?

 

 

 

神様!

 

そうだ、

私の人生のシナリオ

神様と相談してきたことにしてしまおう!

 

 


 

思い浮かんだのは、

『保険相談の窓口』みたいなカウンター。

ショッピングセンターとかによくあるやつ。

 


神様と向かい合って座っているシーン。

 

 

神:〇〇(土地)に6月15日に生まれるということでいいかい?

お父さんとお母さんは、こういう人で、っと。

 

「あ、神様!

お母さんは、もっと、こう、ヒステリーな感じにしてください。


お父さんは、酒癖悪くて、育児に興味ない感じで。」

 

神:なかなかハードな幼少期になるけど、いいのかい?

 

「ハイ。

このくらいハードなほうが、楽しいかなと思って」

 

神:そうかい。

それなら、わがまま女王みたいなお姉ちゃんも追加するかい?

君の人生に一生ちょっかい出してくることになるが。

 

「いいですね!

面白そう。


お姉ちゃんのいる人生って、体験したことなかったから。

すごいエキサイティングになりそう」

 

神:ハハハ

最近、こういうの人気らしいね。

強烈な親とか、強烈な兄弟。

 

「あと、私の能力ですけど、学力まるでなし、体力そこそこありで。

体育だけ優秀なタイプ。

 

健康に育つけど、途中で生死をさまようような事故を経験したいんです。

17歳くらいの時がいいかな。」

 

神:学歴はどうする?高校まででいいかい?

 

「んー、事故がきっかけで高校中退します。

50歳を超えた頃、人生やり直したくなって、高校入学って、どうですか?」

 

神:なるほど。

いいと思うよ。

50で高校入学、と。(シートに記入中)

 

つづく

 



私の希望を聞きながら、神様がシナリオシートを埋めていく。

 

要望を細かく、細かく聞いてくれる神様。

 

それはそれは面白い人生になるように、アイデアを出し合っていく。

 

神様と一緒に、「わたし」という人の人生を描いていく。

 

スタートからゴールまで。

地球に誕生してから死までの

わたしだけのシナリオを。

 

 

一番面白いのは、

わたしが「神様と相談したことを忘れている」ということ。

 

覚えていたら、全く面白くない。

 

忘れているから面白い。

 

 

神:どうだい?

35歳くらいで、「もしかしたら、人生は私が決めてきたのかも」と気づくようなヒントを入れるかい?

 

「そうですね。

ぼんやり気付く程度でいいです。


そして48歳くらいで、やっぱりそうだったのか!と気づく強いヒントを入れたいですねー。

 

そうだなー。

どこかの山を登って、山小屋に貼ってあったポスターの一言で気づくとか。」

 

神:山小屋のポスターね。ハイハイ。

 



きっと、人生の大きな気づきも、自分で決めてきている。

人生のこの頃に、気づこうと。

 

10代、20代の時には、思いもつかなかったようなことに、年を重ねてから気づくことがある。


それは、多くが、「誰か」からの助言だったりする。媒体はいろいろだとしても。

 

だから、探さなくていい。


その時がきたら、自然と出会うようになっている。

もしかしたら、不自然に出会うように仕組んできているかもしれない。

 

仕組んだのは、わたし。

神様と相談して決めてきたこと。

 


神:きっと、君はここでわめくだろうね。

「どうして私の人生、こんなに辛いことばかりなの!」って。

 

その時に、『神様と決めてきた人生だから大丈夫』ってことがわかるような出来事を用意しておこう。


ネット広告にするか、テレビCMがいいか…。

 

「ネット広告の一言で気づくってところが、安っぽくていいです。

 

そうか、自分で決めてきた人生だったのか。

神様と一緒に。

って、人生の肝の部分に気付きだしたら、

精神的に楽になりますね。」

 

神:そして、また、君は楽になると、このことを忘れてしまう。


ハハハ。面白いね。


また、嘆き。

また、助けがきて、気づく。

その繰り返し。


次はゴシップ記事の見出しで気づくにしようか。

 

「バカですね。ほんと、バカ。

でも、面白い。


そして、死ぬときに、本当にわかるんですね。

全部、決めてきたことだった、って」

 

神:そういうこと。

 



そういうこと、なのかな。



冒頭に戻って。

こんなに辛いこと、私が決めてきたわけがないわ!

って思うような出来事があったときこそ

神様との相談を思い出してほしい。


わたしと神様は、この出来事をシナリオに入れようと決めたとき、どんな話をしたんだろう?



神:なかなかハードな出来事じゃな。


「でも、3年後には、これが最高のギフトだと気づきますから。

大丈夫なんです。」


神:君は本当に、面白い子じゃのう。


 

おしまい。

 

wai