おせっかいは終わりにしよう。 | wai blog~日々是安泰~

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旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

自分が使って(体験して)よかったもの。

 
⇒誰かに言いたい。伝えたい。
 
 
自分が使って(体験して)ダメだったもの。
 
⇒絶対、言いたい。言わずにいられない。
 
 
ダメ度が高いほど
言いたいものである。
 
 
これが心情ってやつだ。
 
 
単に、それを叩きたいだけなのか
友達に同じ被害にあってほしくないのか
正直わからない。
 
相手を思うゆえに
伝えてしまうこともある。
 
 
 
例えば
 
あるレストランに行って
 
「美味しかった!」
「まずかった。」
「私には良さがわからなかった。」
 
このくらいなら、個人の感想だが
 
◯ 絶対に行ったほうがいい!
  食べないと人生損するよ!
 
 
× 絶対にいかないほうがいい!
 ヤバイって、あれは。
 
とか、まで言い出すのは、
はっきり言って、おせっかいである。
 
 

 
いつだったろう。
 
ズドーン!
あるメッセージがズドーンと心に入ってきた。
 
うろ覚えなのだけど
たしかこんな感じだった。
 
 
【この出来事】と【あなた】が
掛け合わされたことは
 
過去に一度もない。
 
だから、
何が起きるのかなんて
わからない。
 
これを聞いてハッとした。
 
 
私たちは
自分が経験したことは
他人にも起こると思っている。
 
 
例えば
自分が事故を経験した人なら
もし、Aちゃんが事故を起こしたら
 
私と同じような苦しみを体験するはずだ。
 
だから、教えてやらねばならない
私の経験を。
 
と思う。
 
 
自分が乳ガンになって、大変だったとしたら
 
世の中の乳ガンになった人は
みんな大変なはずだ。
 
私の経験を伝えなければ!
と。
 
 
きっと
結婚も
離婚も
子育ても
仕事も
嫁姑も
 
そうなんだろう。
 
 
みんな自分基準と
世間から発信されてる偏った情報で
 
【この出来事】×【誰か】
⇒絶対こうなるはず
 
と決めつける。
 
だから
有益だろうアドバイスなんかを
意気揚々としてしまうのだ。
 
 
おせっかい以外の何者でもない。
 
 
 
違う、違う。
 
 
【事故】×【あなた】⇒大変だった
 
【乳ポン】×【あなた】⇒ヤバかった
 
だけである。
 
 
【あなた】のところに
【Aちゃん】【Bくん】がはいったら
 
結果は、全く変わるのだ。
 
 
たしかに、この世界では
同じような事故、病気は
たくさん起こっている。
 
その出来事自体は、多発している。
 
 
でも、人というのは
地球上、人類史上
誰一人、
あなたと同じ人はいない。
 
 
100×111=11100
 
100×112=11200
 
数字だって、
1つ違えば、答えが変わる。
 
 
掛け合わされる【誰か】が
違えば
全く、違う結果になる。
 
 
もっと言えば
今この瞬間とあなたと、昨日のあなたすら
微妙に違うのだ。
 
 
10才のあなたなのか
25才のあなたなのか
60才のあなたなのかでも
変わってくるはずだ。
 
 
だから、自分の過去基準のおせっかいは、
やめようと思った。
 
人に対しても、自分に対しても。
 
wai