【ケルマデックさん】すべては『対』の世界 | wai blog~日々是安泰~

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ケルマデックさんの本に書かれていた

鬼の話の続きを



 

最近彫った

鬼滅の刃の

あの兄弟のはんこと共に。

 


縁を彫ったら黒死牟のはんこが、切手みたいになったんだけどw

 


無惨も負けを認めた

最強の男・縁壱さんと

 

弟・縁壱に敵わないことへの嫉妬から

鬼に堕ちてしまった兄

黒死牟

 

二人は双子として生まれる。


 

穏やかで優しく

争うことが嫌いな弟と

 

一番になりたい

強くなりたいと欲し続けた

兄。

 

幼少期から

『対』として存在していた二人。

 


跡取りとして兄は優遇され

不吉だからと弟は殺されそうになるほど

みじめな生活を強いられる。

 

成人してからは

弟は最強の剣士となり

弟は最強の剣士になれないことを知り

最強の鬼を目指す。

 

 

常に相反する二人であるが

ケルマさんの言う

『鬼』と『お多福』は対という話に

通じるような気がしてならない。

 


 

黒死牟といえば

特徴的な6個の目と

その白目の複雑さから

彫るのをためらっていたけれど

正確性よりも、彼らしさが出ればいいだろう

ということで

チャレンジしたら

あっさり彫れた。

 

なんだか私、

短期間で彫る腕をあげたようだ。

 


以下、ケルマデックさんの『異次元とつながる本』より一部抜粋

 


人の中には鬼がいるのです。


悲しみや怒りをさんざん出し尽した後、

そこには不思議な静けさと安らぎが

満ちてくることを、

私は体験として知っています。

 

 

豆まきってなんのため?

 

みなさん、節分で豆まきをして、

『鬼』を追っ払いますよね。

 

『鬼は外~!

福は内~!』って。

 

あれは、追儺の儀式といって、

平安時代には病気を持った人や罪人などに

石を投げつけて

都の外に追い出す儀式でもあったのです。


でも、追い出された『鬼』は、

そのまま逃げていくと思いますか?

 

実は、帰ってきます。

 

『鬼』は恨みや怒りを抱えて帰ってくる!

そこで、登場するのが『お多福』です。

 


職人さんによると、

『お多福』と『鬼』は対になっている

と言います。

 


どちらもないといけないのですよ。


恨みを持って帰ってきた『鬼』を

『お多福』が優しく受け入れ、

癒してあげるのです。

 

『お多福』が登場し、

『鬼』を癒すことで、

やっと調和するんですね。

 

 

今、この世界には

さまざまな鬼が現れつつあるのですよ。

戦争だったり、病気だったり。

 


アニメ『鬼滅の刃』が大ヒットしているのは、鬼を癒して滅する物語が必要だからだと、

私は考えています。

(異次元とつながる本 P192-194)

 

 

 


 


 

ケルマさんは、更に語ります。

 

なぜ今なのか?

 

世界が大きな変革の時に来ています。

 

はじまりは20数年前。

 

目に見えない世界が顕在化しはじめたのです。

 

精神疾患の増大

AI問題

異常気象

経済問題

原発

戦争

南海トラフ

新型ウイルス

・・・

 

ものすごいスピードで

様々な事象が起こっているのは

 

全て新しい世界に向かうための

浄化かもしれません。

 

この世界に、

そういった『鬼』が現れてきているのですよ。

だから『鬼』を癒すのです。

 



この話を読んでも

鬼滅の刃を読んでみよう!

という気持ちには

全くなれなかった。


人が死ぬとか、残虐なシーンがあるとか

苦手なのだ。

 

 

でも、結局

まず息子がはまり


誕生日ケーキを鬼滅の刃にしよう

がきっかけとなり

 

 

ハンカチを買おうとしたら

いいのが売ってなくて

それならママが作ったるぜ!

となって

 

 

はんこ彫る楽しさを思い出し

 

『いい図案、ないかしら?』

からのマンガ本読む。

 

 

読んでみたら

子供の頃の血が騒ぎ

妙に詳しくなる。

 

ということで

結局、無理に何かしなくても

読む時は、読むことになるのだと知る。

 

ここまでが、1ヶ月で起きたことだ。


 

アニメでも、映画でも

その世界を疑似体験することが

大切だと

いろんな本で

ケルマデックさんは言っている。

 

 

(『時空を変える設定にオン! 』P6)

 

 

 


つまり、『鬼滅の刃』を読むことで

自身の鬼を癒し

しいては

世界に影響を与えていく・・・

のかもしれない

 

 

黒死牟も


最も憎んでいた弟のせいで鬼になったが

最後は

最も憎んでいた弟に癒された。


鬼はお多福に癒されたのだと思う。

 

 

縁壱はお多福

炭治郎もお多福だろう。

 

最強の鬼・無惨が手も足も出なかった

唯一の存在・縁壱。

 

 

鬼は常に外に出し続け

お多福はそれを、よしよし、と

内に受け入れる。

 

まさに、鬼は外、福は内、である。

 

 

お多福の包容力、癒しは

どんな鬼をも包み込む。

 


図案をはんこ板にまとめ写ししてみた。あとは彫るだけ、なのが、てんこもり状態。早く童磨と琴葉を彫りたい~

 

今、この世界にとっての

『お多福』とはなんなのか?

 

全てが対ならば、

絶望的な世界においても

必ず『お多福』は存在するはずだ。

 

wai


※鬼滅の刃の他のキャラはんこについては
テーマ【鬼滅の刃】からどうぞ。

【鬼滅の刃の面白さを勝手に語るシリーズ】