どうしたらいい | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

本当にどうしたらいいのか。


ザキさんも言ってたが自分も思う。


ロクさんは高次脳機能障害ではないのかって。


ゴミ袋を昨日結べても今日は結べなくなる。


作業が覚えられない。


だから作業中に固まってしまう。


本人も辛いだろうが、指導する朴さんもかなりきているみたいで、昨日は眠れなかったって言ってた。


昨日、一緒にやっていたことで朴さんにクレームが入り、今日は私と組む、ということを朝知る。


いきなりそれをされても朴さんのやり方と私のやり方はかなり違うのでむしろ混乱しないだろうかと朴さんと話す。


3階から2階に来たら、勝手にトイレの掃除をしていた。


総務にトイレの掃除をと言われそうしたらしい。


自分も朴さんもしばらくトイレ清掃の姿を見ていた。


朴:ともかく仕事を見ていないと何をするかわからない。


me:こっちも休み明けでやらなきゃならないことはたくさんあって見てはいられない。


朴さんは元々声が大きく、勘違いされやすい。


自分と朴さんで総務に行き、指示をもらい朴さんにつくことが決まる。


一緒に作業をしていなくてもこわい。


水分補給の時には手も洗わないでペットボトルを掴んで


手を洗った方がいいよ。またコロナになっちゃうよって伝える。


自分は部屋掃除の時、再低床のベッドは少し上げて掃除をして、下げるのだけれど、ロクさんはそれも覚えられないのではと思う。


帰ってきてからグループホームのスタッフさんとその話をする。


高次脳機能障害では麻痺が起こるとスタッフさんは言っていたが、調べたら麻痺が起こらない場合もあると書いてあった。


わからないけれど、彼が一人で自信を持って出来る仕事があるならと思う。