1台と2つ | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

うん。


やっぱり2病棟に行くのはキツかった。


でもしょうがないと思った。


やってはいけないことをした自分だし

それを受け入れる。


でも1病棟と2病棟を掛け持ちだと何となく気持ちが良くない。


1人だから仕方がないんだけど。


3病棟の方のコロナは残り1部屋になってたのは良かった。


ということでやることを終えたら車椅子に行った。


1番乾かないのは座面下にあるマジックテープがついた布。


毛の束もたくさんあり長く時間がかかる。


でも使っている患者さんも分かっていたので早くしたかった。


でもフットレストの高さが違う。


それは坂を登る時に何度も引っかかって気がついた。


これでいいのかなぁ。


で、洗ってきれいにしたら動かせるようになったので同じ高さにしといた。


余計なことかもしれんが、それならまた直せば良い。


昼めし後に2度目の消毒をしながら考えた。


車椅子はもうないしどうしよう。

部屋に入るにはもう面会時間から考えたら少ない。


じゃああれか。

と車輪のついた歩行器を洗う。


実は2病棟のおじいさんは1病棟の歩行器を使っていたがキイキイ音を立てていた。


使われていたのはわかるがキイキイが気になる。


という事で歩行器2つを持って洗う。


凄い毛束。


それを洗うとキイキイもなくなった。


2病棟の患者さんが車輪のない歩行器でリハをしていてごめんと思う。


でも明日からは毛束とキイキイの負荷がない歩行器でリハが出来る。


その後は廊下。


カセットテープのおじいさんに付き合いテープを巻いたりして。


朝に聞いたのは村田英雄の無法松の一生。


小倉生まれの玄海育ち

顔も悪いが気も悪い


みたいな歌だ。


違うかも。