岩男ぉぉぉ(女) | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

帰る小川駅にて中学生の男子たちが子供が出来ることについて話していた。


5歳の頃までコウノトリが運んで来ると信じてた。


キスをすると子供が出来ると思っていた。などなど。


1人の男子が

男と女が裸で踊るんだ。


踊る?

と同時に私の頭の中には高田馬場にある質屋に昔あったポルノ噴水を思い出した。

 

男と女が裸で踊ると子供が出来るのか。


知らなかったなぁ。


ま、どうでもいいわ。



今日、2階の道具置き場に岩男が乗り込んできて先輩後輩と喋っていた。


いつだったか忘れたが土曜日に篠ちゃんが有休をとる。


3階は新人2人なので皆で話し合ってなんとかしろって。


2階と3階を1人でその上教えるってそれは無理だとやんわり言ったら 


一緒に働きながら教えるんだと岩男。


外来とか地下ならそれは出来るかもしれないが2階と3階では無理だって。


と言ってる時に逃げようとする先輩後輩を待てよと岩男。


かわいそうに、てか私も逃げたい。


コイツをとりあえず下に戻す為に梅子とも話をしてみると言って。


こっちだって忙しいのにお構いなしにギャンギャン言うしで


仕方がないので梅子の所に行き 


岩男がうぜぇんだが、という話をしたら梅子が土日出てくれるようになった(2週間程)。


岩男がいなくなってから女2人はキレた。


みんな精一杯の中で働いているし

篠ちゃんが有休をとることも仕方がない。


そもそも土日に入って欲しいと言ったのは総務だし、そうなるリスクは充分に考えられる。


事実梅子が総務に掛け合った際に1人は病院清掃経験者なので大丈夫じゃないかといってたんだそうな。


でも話を聞いてみるとハマさんは患者さんのいる病室の清掃はやったことがないと言ってた。


リスクヘッジを考えたのは清掃、それも上の人たちだけということになる。


でももっと深くリスクマネジメントをしなければならないのは総務だ。


土日に人を入れても総務は日曜日にはいない。


だからこうなる可能性を吟味した上でその策をねらないといけない。


そしてそこで何かが起こった場合、もちろん本人にも責任があるが自分たちにはそのような上下関係はない。


あくまでも同僚だ。


だから総務もミーティングで言ってたんだ。


人がいない時には流動的に下で働く人たちにも動いてもらうって。


まず患者ありきな病院にとっては地下はほとんど職員だけの物。


自分も総務との話し合いの中でもっと下を動かせと言われたこともある。


それがわかっていないのは岩男なんだ。


正直、威張るほど岩男は動いてない。


そしてあそこまで来てギャーギャー言えるんなら。


私が田中さんを1病棟に引っこ抜こうかと思う。


朝早くからとか言っている。


確かに朝早くからの時間との勝負の外来は大変だと思う。


でも7時半から出てるのは3病棟の男どもも一緒だ。


その男どもに仕事を増やして、なおかつ篠ちゃんの有休にもケチつけて、あの年なりに精一杯頑張っている先輩後輩に文句を言うなんてありえない。


まるで土日に出ない先輩後輩を責めるみたいで胸糞悪い。


篠ちゃんだってのっぴきならない理由で有休取るって場合もあるじゃんか。


岩男の出方次第でまた考える。


下は下でやってんなら上の動きも尊重すれば良いのに。


こっちはそんなことなんかしない。


ちなみに今日、燃えるゴミの置き場に発泡スチロールが置いてあったがガン無視した。


それこそ自分がする仕事じゃない。


探したが岩男はいなかったので話すこともなかった。


歯科助手さんにうちの清掃には強烈な人しかいないって言ったら普通に納得された。


今日は朴さんはいつもの差し歯が抜けて休み。


どれだけ美人揃いの歯科に金をかけるのか、あのジジイは。


馬鹿だねぇ。金儲けが趣味なのにそういうことで金と有休もなくして欠勤届になるなんて。