今日のキレキレ | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

あいつらさぁ、朴さんとタムタム。

土曜日来るとか言っときながらもう勝手に終わらせてやんの。

どっちか来るかな?って思ったらどっちも来ないっていう。

朴さんは三階担当だからわからない訳じゃないんだ、タムタムよ。

問題は。

2病担当なんだからお前来いよ、って思わず思った。

その上手すりの消毒やった後に看護師さんに判子もらうって、あれ。

あれはもう終わってるもんだと思ってたら、タムタムがぶつくさ言い出して、
1回目は私本人に言って、私が言うことを聞かないもんだから今度はおかあさんの同僚に私に言ってくれって。

お前なぁ、私はお前より超先輩なんだぞ。
そう見えないだろうが。

それにそれを言わせるんならおかあさんの同僚じゃなくてPスケに言わせろや。

Pスケだったら直属って事で私も考えるけどね。

先輩でもないただのデブに言われたくないわ。

それもさ、たかが手すりやりましたぁ、みたいなうっすらした証明でしょう?

そんなうっすらした証明をやる前にお前はお前の土曜日の仕事をしろ、ウスラポンチキめ。

そんな小さな紙の仕事のために働いてんじゃねえだろうが。

そんな暇あったら部屋の1つ2つもっとやりたいんだよ。バカ。

朴さんの右にならえでお前まで休んでんじゃねぇよ。って。

単なるデブのくせにただ威張ってるだけで嫌い。

人の仕事をぶつぶつ言う前に自分の同僚に言ってみろや。

どうせ強いヤツには言えねぇんだろが。

でもその人よりわたしの方が先輩なんですけどね。って。

たまちゃんとか先輩後輩には絶対言えないタイプ。ちんけな男。

ていうミソクソな一日だった。

これでたまちゃんがいなくなったら病室清掃の一番の古株は私だからね。

まあ、清掃にはそんな変なデブがいるのはわかっているけど。

口だけの男って大嫌い。

そんな所でしか自分の自己肯定感出せないのが見え見えなんすよ。

でもって一回くらい先輩を敬うみたいな気持ちも欲しいよね。

って思った。