今年も有難いことに公家筆頭、藤原五摂家の二條家の初席にご招待いただきました。
参列にあたり歌会はじめのお題として「うく」を事前にいただきました。
うく、ウク、浮く、UKU・・・、と頭の中で連想ゲームが溢れ出て楽しい時間を少しづつ五七五七七のリズムと大和言葉への置き換える深みにどっぷりと意識を潜りこませること1週間、自分の中では超お気に入りの歌ができました。
いづこへと
授けられたる
浮宝(うくたから)
戻りいづるは
神代(かみよ)の賢(さか)し
そして、書にしたためる
文字の形、配列、高さ、大きさ、余白、バランスなど頭の中にあるイメージを表現するのは何とも難しいく、納得できる作品が完成するまで書き直すこと約50回、何とか完成!
「いづこへと」は、今にも消えそうな薄く弱くかき、「浮宝」は素戔鳴尊の言葉なので力強く、そして舟なので文字間の空間に浮いている様にかき、この和歌で伝えたい「神代の賢し」を一番大きな文字で「賢し」はヒゲをたくわえた賢人をイメージしてと、小さな和紙に無限に広がる宇宙に言の葉をイメージ通りに散りばめる等私の独自の感性で誰にも伝わらないこだわりを真剣に詰め込んで遊んでみたのだ、笑

お題の「うく」は浮くものとして舟を連想し、そこから紆余曲折あり私が大好きな素戔鳴尊=牛頭天王=薬師如来を舟と紐付けると日本書記に記された素戔鳴尊の言葉の「浮宝」をお題うくの回答として決定しました。
素戔鳴尊の言葉(適材適所の叡智)
素戔鳴尊は私の子孫が治める国に浮宝がないと困るだろうと、ヒゲを抜くと杉の木に成りました、胸毛を抜くとヒノキになりました、お尻の毛を抜くとマキとなりました、眉毛はクスノキになりました。素戔鳴尊は、これら木々の用途として、杉とクスノキは舟に使え、ヒノキは宮殿を作るのに使え、マキは人民の棺桶に使えと定めました。
※浮宝とは舟のことです。
この和歌には以下の想いを込めてみました。
我々は神話の時代に神仏から多くの叡智を既に与えられていたが、何かと便利で誘惑の多い現代社会で生きているとすっかり忘れてしまった大切なことや教えを今一度立ち戻るタイミングではないかと自己反省と現代社会への警笛の意味を込めてみました。
自画自賛ですが歌も書も最高にお気に入りの作品を生み出すことができました。
毎日眺めて、一人で喜んでいます、笑
和歌を考えている時間が最高に好き!
人からの評価云々より自分がとっても好きなことが見つかって最高に幸せなのだ〜。































