シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
(1754年2月13日 - 1838年5月17日)



フランスの、フランス革命期・第一帝政期の政治家、外交官、伯爵。
聖職者として1789年、三部会に出席。
翌90年に憲法制定国民議会議長、そののち、ナポレオンの侍従長を歴任。
さらにナポレオンが没落すると今度はルイ18世の外相としてウィーン会議に出席し、フランス革命前の状態への王政復古を主張。
このようにして政権交代の激しい激動の時期にもかかわらず、フランス革命~7月王政期まで政治の中心にい続けた人物だが、そのゆえか、「タレーランは、金儲けに精を出していないときは、陰謀を企んでいる」などと酷評されることもあった。
けれども彼は総合すると敏腕政治家、外交家としての評価が高い。
美食家としても知られ、メートル法の普及に貢献した。


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